アーケード推したい!
スウェーデンのシンセメーカーTeenage Engineeringと、ファッションブランドCheap Mondayのコラボレーションによる製品「Pocket Operator」は、そのサウンドやデザイン性から2015年の発売以降、好評を博しています。
「Pocket Operator」には既存のPO-10シリーズと、今年のNAMM2016で発表された新作、PO-20シリーズがあり、このたびPO-20シリーズがついに国内販売を開始しました。
では、その新たな三機種のデモを順番に見ていきましょう。
ドラム、リード、コードに加え、ドローン&サイドチェイン・コントロールを搭載した「PO-20 arcade」。その名の通り、アーケードゲームライクなサウンドを一機で表現できます。PO-20シリーズで僕が一番推したい子です。
続いて、シンセ・エンジンによるドラムサウンドとビンテージOA機器サンプルを収録した「PO-24 office」。パートソロ機能があるので、緩急のあるマシンライブ感が出しやすいかなと。
最後に、8bitシンセ・エンジンによるリード・シーケンス、ドラム、グライドを実現した「PO-28 robot」。現状のPOシリーズでグライドが使えるのはこの子だけなので、メロディー演奏にはもってこいです。
この兄弟のような見た目とラインコネクタからもお分かりになるかと思いますが、POシリーズはケーブルでつなげて同期演奏ができます。
これはPO-10シリーズを同期演奏させている様子。シンクモードにはいくつか種類があるので、その紹介も兼ねています。
POシリーズはどれも9800円という、ハードシンセとしては非常に手頃な価格なのも魅力のひとつ。僕も現行のPO-10シリーズを愛用していますが、この手頃感は愛着も湧いて良きです。
こういう同期演奏もできちゃうんですよ~タマランですよ~。
source: Teenage Engineering, YouTube1, 2, 3, 4, 5
(ヤマダユウス型)