アサヒとキリン 同じ貨物列車で共同配送へ
ビール系飲料の販売でしれつな競争を行っているアサヒビールとキリンビールは、物流コストを抑えるため、関西地方から同じ貨物列車を使って商品を配送する異例の取り組みを、来年1月から始めることになりました。
発表によりますと、両社は来年1月から、大阪府吹田市にあるアサヒビールの工場と神戸市にあるキリンビールの工場から、それぞれのビール系飲料などを同じ貨物列車に載せて金沢市まで運び、取引先に配送します。金沢市内には共同で使う物流拠点も開設する予定です。
両社とも北陸地方に工場がないため、これまで愛知県や滋賀県にある工場からトラックで商品を配送していましたが、ドライバー不足などによる物流コストの上昇が負担になっていました。
今回の取り組みで、石川県などへの配送に使う年間のトラックの台数をこれまでの20%程度にまで減らすことができるとみています。
ビール系飲料の販売で、両社はしれつな競争を行っており、こうした取り組みは異例のことです。
両社とも北陸地方に工場がないため、これまで愛知県や滋賀県にある工場からトラックで商品を配送していましたが、ドライバー不足などによる物流コストの上昇が負担になっていました。
今回の取り組みで、石川県などへの配送に使う年間のトラックの台数をこれまでの20%程度にまで減らすことができるとみています。
ビール系飲料の販売で、両社はしれつな競争を行っており、こうした取り組みは異例のことです。