岡山で人気のB級グルメ「えびめし」を知っていますか？
今回は地元民の支持が厚い専門店「えびめしや」（青江店）を訪れました。運ばれてきた瞬間、目が釘付けになる真っ黒なご飯の色に驚きます！
「ピラフではない、焼き飯でもない。えびめしはえびめしです」と店長さんはおっしゃいます。
えびめしは実は東京で誕生し、岡山に伝わりたちまち人気となり、今では岡山のＢ級グルメとして有名になりました。
岡山県内では、洋食店、ラーメン店やファミリーレストランでも「えびめし」を提供しているお店が多く、ポピュラーな存在で馴染み深いＢ級グルメなのですが、県外では認知度は低いようです。
衝撃的な見た目から、一体どんな味なのか？さっそく頂いてみましょう。
東京生まれ岡山育ち「えびめし」とはどんな料理なのか？
今回は地元民の支持が厚い名店「えびめしや」（青江店）を訪れました。店名の通り、えびめし専門店です。他に万成店・倉敷笹沖店があります。
えびめしは現在岡山のご当地グルメとして有名になっていますが、そもそも東京渋谷のカレー店「いんでいら」で創作された料理で、カレーとドライカレーの中間位の料理が作れないか？と苦労した末に誕生したのが、このえびめしだそうです。
渋谷の「いんでいら」で働いていた、井出さんが出身地の岡山に戻り、暖簾分けとなる「岡山いんでいら」を1966年創業。えびめしの提供を岡山で始めたところ、インパクトあるえびめしの見た目から、口コミなどで話題となり行列が出来るほどに人気を博し、岡山で味の改良を重ね今の味に至ったそうです。
えびめし単品以外にも様々なメニューがある
※他にも色々な洋食メニューが提供されています。
えびめしプレートはえびめしと洋食１品がワンプレートに乗りどちらも楽しめる品です。
えびめしやの人気メニューを伺えば、
人気No.1は定番のえびめし。
No,2はえびめしプレートのチキン南蛮プレート
No.3はオムえびめしだそうです。
えびめしの調理法を見てみましょう
始めに海老や玉葱などの具材をフライパンに入れ焼き始めます。
続いて、えびめし専用に炊いたご飯を入れ軽く調味料で味付け。
しゃもじで混ぜながら炒め始めました。
ここからが凄い！
大量のご飯がフライパン一杯に入っているにも関わらず、見事な手さばきでダイナミックに宙を舞う！
黒さの秘訣であるソースがかけられました。
ソースと言っても、ウスターソースや醤油ではなく、主にカラメルソースやケチャップだそうです。
ソースを入れてから、鍋の一振りごとにみるみるご飯の色が黒に染まっていく。
フライパンの中で波打つ様にご飯が躍り完成します。
えびめしの黒さに仰天！
チキン南蛮プレート 833円（税抜き価格です）
えびめしとチキン南蛮のセットでポタージュスープも付いています。
えびめしの上には錦糸卵が乗り、ポテトサラダとコールスローが添えられています。
チキン南蛮にはタルタルがたっぷりかかり、チキンは柔らかく美味しい。
えびめしやでは出来合いの品は使わず、素材と手作りにこだわり、お肉はブロック買いしお店で捌いた物を使っているそうです。
ご飯の中にはプリプリのエビがゴロゴロ入っています。 見た目の黒さから、味が濃いのでは？と想像しますが、全然濃くはなくほんのりカレー風味で意外だがあっさりと食べやすく優しい味です。
「えびめしや」には99円でプラス一品できるお得メニューがある
サラダ・ポトフ・ドリンクやアイスが９９円で追加できるサービスメニューが提供されていたので１品オーダーしてみました。
※お料理をご注文の方に限りこちらの品はオーダー可能です。
今回はポトフを注文しました。99円とは思えない大きなスープにビックリしました！
えびめしやの感謝の一品と書いてある通りお得な品で美味しかったです。
えびめしは東京でも食べられる！
インパクトある見た目とは違い、あっさりとしたえびめしはスープやチキン南蛮とも相性は良く、どちらも美味しく頂きお腹一杯になりました。
東京都渋谷区にある「いんでいら」道玄坂店で食べることはできるそうですが、若干味に違いはあるそうです。岡山を訪れる機会があれば、ぜひインパクトある岡山流のえびめしを堪能してみてはいかがですか？
紹介したお店 えびめしや（青江店）
住所：岡山県岡山市南区新保104-9
営業時間 11：00～22：00
定休日 無休
TEL：086-801-2802
著者：モフモフたん
岡山県を中心に色々なジャンルのお店に食べに行きます。 初めて訪れるお店はワクワクドキドキですがそれが楽しみです♪
ブログ：気ままに食べ歩き隊