モーニング娘。’１６＆ボイメン　名古屋のシネコンで定期公演へ

　アイドルグループ「モーニング娘。’１６」と名古屋発のイケメンユニット「ＢＯＹＳ　ＡＮＤ　ＭＥＮ」（通称ボイメン）は８月３０日から、名古屋・名駅に今月開業したシネコン「ミッドランドスクエアシネマ２」で定期公演を行う。両グループが２６日、現地でファンら２５０人を前に公開記者会見して発表。「スマホ持ち込み可」のユニークな試みで、入場者はこのビッグニュースをＳＮＳで名古屋から発信した。

　会見内容は当日まで明かされていなかったため、イベント冒頭でそれぞれリーダーの譜久村聖（１９）と水野勝（２５）が「ライブやイベントをレギュラーでやっちゃいます！！」と宣言すると、会場は「おお〜っ！！」とどよめき、拍手が起きた。定期公演は曜日ごとに出演者が変わり、毎週火曜日はモー娘。が所属するハロー！プロジェクトの７グループ、水曜日がボイメン、木曜日をボイメンの研究生が担当する。それぞれ午後７時開演、上演時間は約１時間３０分。

　この日の会場となったスクリーン８は定員２９８席。仮設のステージは横８・２メートル、奥行き２・４メートル、高さ４５センチとコンパクトながら、客席との距離は近く、迫力たっぷりのパフォーマンスが楽しめる。モー娘。１１人は密集しつつも激しいダンスを見せ、全員を一度に見渡せる眺めはファンにはたまらない魅力になりそう。譜久村は、「若干揺れますが、新たなフォーメーションを見せたい。スクリーンを使った特典映像も使いたい」と、名古屋ならではの内容を模索するつもりだ。

　コンサート会場とは違い舞台袖がない構造のため、登場時は客席通路を使うことも。ボイメンはメンバーが観客席を回ってハイタッチで交流。水野は「名古屋の新しい観光地になりたい！　定期的に名古屋に来て」と全国を視野にアピールした。

　壇上ではお互いの持ち歌披露や椅子取りゲームでの交流などのアイデアも飛び出し、生田衣梨奈（１９）は「一緒にファンを増やしていきましょう！」と共闘を呼び掛けた。チケット販売などの詳細は、８月１日に両者の公式ＨＰで発表される。