おー! けっこうちゃんとしてる!
ダイソンの羽の無い扇風機、初めて見たときは衝撃をうけました。魔法のような、マジックのような扇風機ですが、これをDIYした男がいるということにさらに驚きます。作ったのはユーチューバーのRulof Makerさん。
動画を見るとわかりますが、そこそこ手のこんだなDIYなので、素人には難しいでしょう。羽なし扇風機のメイン材料となるのは、ウォーターサーバーの空きボトルと、プラスティック植木鉢。もちろん、魔法じゃないので、その他に小さめのファンなども必要ですけどね。これらをうまーいことカットし、はめ込んで完成。
動画でざっくりした作り方が紹介されています。これを見れば(ナレーションがわからなくても)作り方はわかります。
DIYだけでなく、なぜ羽なしなのに風が起きるのかも解説されています。ポイントとなるのは、本当にちょっとしたしかけ。
このギャップです。
内側の植木鉢と外側のボトル、高さに違いがあります。ボトルの方がちょっと高くなるようにカットされ、ギャップができています。下に取り付けられたファンで起きた風は、植木鉢とボトルの間にある空間に送られますが、ここで空気が外にでるために必要なのがこのギャップ。この狭い隙間から、一気に外に押し出されることで扇風機の風がうまれているのです。細かくいうと、それによって周辺の空気も巻き込んで風を送っているそうですが、まぁ単純に言えば、すべての鍵はこのギャップです。
ほぅ、勉強になりました。
source: YouTube
Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文]
(そうこ)