ポケモンGO 消費者庁が開発会社に安全対策求める

ポケモンGO 消費者庁が開発会社に安全対策求める
社会現象となる一方で事故やトラブルも起きている人気のゲームアプリ、ポケモンGOについて、消費者庁の板東久美子長官は会見で、「危険なところに立ち入っていかないような工夫や取り組みをお願いしている」と述べ、ゲームの開発会社に安全対策を求めていることを明らかにしました。
ポケモンGOは、スマートフォンのカメラなどと連動して実際の風景の中に現れたキャラクターを捕まえるゲームです。
ゲームに熱中するあまり各地で事故やトラブルが相次ぎ、JR各社などが駅や電車内でキャラクターが現れないよう要請するなど、設定の変更を求める声も出ています。こうした状況について、消費者庁の板東久美子長官は27日の定例の会見で、「ながらスマホは視野が狭くなるため大変危険で、特に自転車や自動車を運転中のスマホは絶対にやめてほしい」と注意を呼びかけました。
そのうえで「事業者の方からも話を聞き、危険なところに立ち入っていかないよう工夫や取り組みをお願いしている」と述べ、ゲームの開発会社に対して安全対策を求めていることを明らかにしました。
消費者庁は、事故を防止するため、開発会社と連携しながら引き続き必要な対応を検討していきたいとしています。