腐女子からドルヲタにジョブチェンジしました

2007年、それはドルヲタにとって不遇の時代。当時から女性アイドルが好きだった藍さんは、世のなかの視線の冷たさに、ドルヲタであることをカミングアウトできなかったと言います。そんな藍さんが仲間を求めたのは、なんとBLの世界で……。後半の旦那さんとの出会いにも注目です!

<次回は8月10日(水)更新予定>

前回「夫がツイッターで晒されまくっている件」


藍さんのひとくちメモ 〜今週の登場アイドルなど〜

高橋 愛
モーニング娘。のエース級アイドル。福井県出身。モーニング娘。卒業後はあべこうじさんと結婚した。高橋愛ちゃんと松浦亜弥ちゃんのふたりが当時の私のイチオシアイドルであり、高橋愛ちゃんとは同い年かつ入籍した日も近かったため、同じタイミングでライフステージを過ごせることがファンとしてとても幸せに感じている。最近はファッションのお仕事をしているが、彼女の好きなカジュアルコーデにモーニング娘。加入時の流行を感じたりして、「同世代」な雰囲気があるところも好き。

「ピストルさんのサイト見た?」
当時「なれのはて」というアイドル情報サイトがあり、その運営をしていたのがピストルさん。彼はもともと加護亜依のヲタだったが、その後AKB483B juniorなど、さまざまなアイドルを見に行っては情報を発信するようになった。当時「なれのはて」をチェックしていたドルヲタは多かったと思われ、ここを見てハロプロからAKBに流れたヲタも結構いたもよう(私もその一人)。年末になると「ピストルエナジー」というピストルさんの独断と偏見で選ぶ「エナジーを感じるアイドルのベストランキング」が発表され、「今年は新井ひとみが強いだろうな〜」などと予想をするのも楽しかった。Twitterの流行とともにピストルさんもTwitterにシフトし、現在はサイトの更新がなくなってしまったのが惜しまれる。

ハロプロ→AKB→アイドル戦国時代へ
2007~2010年ごろのアイドルシーンは、AKB48のヒットとともに「アイドル戦国時代」として産声を上げた。2007年のハロプロの停滞期はハロヲタとしてつらかったが、一方でAKBが売れ、アイドリング!!!「TOKYO IDOL FESTIVAL」を始め、ももクロが台頭し、エイベックスをはじめとした大手レーベルが次々とアイドル業界に参入していった。こうしてアイドルブームが加速するなか、ハロプロも一気に勢いを取り戻し活性化した。
2007年当時はまだそんなに市民権がなかったAKBも、いまではすっかり国民的アイドルになり、AKBが好きだと言えなかったあのころの苦悩も懐かしい。当時を振り返って「コミケで最初にAKB島を作ったのは私たちのサークルだ!」と友人とふたり、いまでもひっそり誇らしげに語り合ったりしている。


ヲタ夫婦の日常をのぞける、藍さんのnoteはこちら

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ヲタ夫婦 〜アイドルヲタクの結婚生活〜

女性アイドル好きな著者「藍(あい)」さんが、ガチのアイドルヲタクの旦那さん「ヲタ夫」と付き合って結婚するまでを描くエッセイマンガ。

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コメント

ai_hanwota cakesさんで連載中の #ヲタ夫婦 本日最新話配信です!シェアボタンでの感想お待ちしてます〜〜 https://t.co/qHRoXl4pUN https://t.co/qtyZbAs3QM 8分前 replyretweetfavorite

otapo_ 興味深い… 約2時間前 replyretweetfavorite