若槻千夏、緊張感ない若手を一喝「タメ口が面白いって風習、1回やめませんか」 

2016年7月26日23時9分  スポーツ報知
  • 若槻千夏

 タレントの若槻千夏(31)が、26日放送の日本テレビ系「ヨロシクご検討ください」(火曜・後9時)に出演し、芸能界に「タメ口を廃止して敬語で統一する」ことを提案。現在の若手女性タレントの風潮に苦言を呈した。

 若槻は「私、こんな身なりしてますけど、タメ口に厳しいんです。(芸能界に)復帰して生まれ変わったんです」と話した。10代、20代のころは「ビジネスタメ口」だったとし、終わった後は楽屋へ謝りにいったという。

 「今、若い子たちはタメ口がOKみたいな芸能界になってる。タメ口が面白い、みたいな風習を1回やめませんか」と問題提起した若槻。MCの山里亮太(39)が「鈴木奈々ちゃんがたけしさんにガンガン、タメ口でいっててすげぇな、て」と言うと、出演した劇団ひとり(39)も「この前会ったら、『このおじいちゃん、面白い』って」と例をあげた。

 若槻は「『おじいちゃん』って言って、周りの人たちが笑う。その行動が、『おじいちゃん』でいいんだ(と思ってしまう)。鈴木奈々のタメ口は絶対ダメです」と一喝。MCの坂上忍(49)は「若い子もダメだけど、それを受け入れている目上がダメ」と若槻の考えに賛同した。

 これでリミッターが切れた若槻は「(4年前に)休業する前はもっと厳しかったんですよ。さんまさんとかに(番組が)終わった後、注意をしてもらって、いろいろと育てられた」と休業前と現在の違いを話し始め、MCのバカリズム(40)、若林正恭(37)、山里の3人に対しても「一緒にロケしていた3人がMCクラスになっていて、その人たちが何でも笑ってくれる」とピシャリ。

 バカリズムは「みんながステキな話をするから」と釈明したが、若槻は「読者モデルのどうでもいい話で笑うじゃないですか。読者モデルの中身の無い会話で笑って、何回もキャッチボールするじゃないですか」と手を緩めなかった。

 最後に「MCの人にはもっと厳しくして欲しい」と思いをぶつけ、「バラエティー番組に出るのは『試合』。最近はダラダラしすぎてる。若い子たちは緊張感がない。本場前に全身の写メ撮ってる。何の写真だ!」とぶった切っていた。

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