おしえて33  投稿者 くろぅさん

歴史の教科書に載ってるとおり昔から、日本ではさまざまな戦乱がありました。でも、同じ戦乱でも一番最後につく語が違います。
     
○○の乱・○○の変・○○の戦い・○○の合戦など、これらの使い分けはどのように決められているのですか??
あぷふぇるさん

乱:反乱。特に天皇家、朝廷に対する反乱です。例えば、応仁の乱など。ただし、後鳥羽上皇が鎌倉政権に対して反乱を起こした承久の乱は、例外。昔は、乱ではなく、変といっていました。

役(質問にはありませんでしたが):対外的な戦争。源氏と蝦夷との前九年、後三年の役など(蝦夷は当時外国とみなされていた)。
変:上に当てはまらない戦争。内紛など。
戦い、合戦:上の三つは、戦争全体をさすのに対し、こちらは、主に局地的な戦闘を指すようです。壇ノ浦の合戦、鳥羽伏見の戦いなど。

浜ちゃん

 戦い、合戦はどちらも戦闘行為を指し、合戦はそのうちでも双方陣営を集めての大規模なものを指します(「合」は双方が連「合」軍になっていることを意味する)
乱、変は、政治的目的を伴った反乱を指します。現政権側が鎮圧した場合には「乱」(不正行為とみなされる反乱)、政権が転覆した場合には「変」(反乱軍が勝って、自らの反乱を正当化したもの)。
 これはさちパパが好きな問題です。学校では歴史というと暗記だけの教科で面白みがないですが、興味を持って調べると本当に面白いとかいって、戦国物のシュミレーションゲームを昔はよくやってました。単にゲームが好きということもありますけどね。(^^ゞ
正答者の方々(3名)です。ありがとうございます。
浜ちゃん・あぷふぇるさん・ゆきちゃん



[ホームへ]