[ビエンチャン 25日 ロイター] - 中国の王毅外相は25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が開かれていたラオスの首都ビエンチャンで、南シナ海をめぐる国際的な緊張状態は緩和されるべきだと述べた。
今月初め、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は南シナ海のほぼ全域で中国が主張する主権を否定する判決を下したが、ASEAN外相会議の共同声明はこの判決には言及せず、国際法に基づき平和的解決を図る必要性を訴えた。
王外相は、ASEANと中国の関係は、海洋の領有権問題に左右されるべきではないとの認識を示した。
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