映画「ファインディング・ドリー」を家族で鑑賞しました。
【映画情報】
タイトル:ファインディング・ドリー
監督:アンドリュー・スタントン
日本公開:2016年7月16日
上映時間:97分
簡単なあらすじ
カクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に愛する息子のニモを人間の世界から救出した冒険から1年。
3匹は平穏な日々を過ごしていたが、ある晩ドリーは忘れていた両親との思い出を夢に見る。昔のことはおろか、ついさっき起きたことも忘れてしまう忘れん坊のドリーだが、この夢をきっかけに、忘れてしまったはずの両親を探すことを決意。
「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」という唯一の手がかりから、人間たちが海の生物を保護している施設・海洋生物研究所に、両親やドリーの出生の秘密があると突き止めるが・・・・。(引用:映画.com)
前作の「ファインディング・ニモ」の公開が2003年なので実際には13年も経っています。おそらく元々続編の計画があったわけではないと思います。
とはいえ映画の中では「ファインディング・ニモ」の出来事は1年前のことなので前作を公開当時に観たという人からするとちょっと温度差が出てしまうのではないかと思います。
私は公開直前のTV放送を見たので、すんなり映画に入っていけました。
面倒でも前作を観てから行った方が断然いいと思いますよ。
都合の良い脚本も派手な演出で圧倒してまう!
http://eiga.com/movie/79353/gallery/2/
そもそも忘れん坊のドリーが家族の事を思い出すという設定自体が、続編を作るための都合のよいシチューションだなと感じてしまう。
しかも、映画の中でもタイミングよく記憶が戻ったりする。確かに思い出の場所に来ると思い出すというのは理解できるが「ちょっと都合良すぎないか?」と思ったりもしました。
ただし!そんな事を感じるのは普段マイナーな重たい映画ばかりみている私くらいのもので、普通に楽しめると思います。
それにそんな細かい事は気にならないくらい演出が素晴らしいのです。
飽きさせない工夫がたくさん!
http://eiga.com/movie/79353/gallery/5/
かすかなドリーの記憶をたどってミラクルの連続で突き進むところが大人も思わず楽しめてしまいます。まるでジェットコースターのようです。
特にラストの「みんな海に帰るんだー!」というシーンは、かなりぶっ飛んだミラクルが起こり爆笑してしまいました。
そして八代亜紀さんはとてもいい味出していました。この演出に関しては是非とも本編を楽しみにしていて下さい。
泣かせる演出もバッチリ!
家族を探すという設定でもう「泣かせる」用意は出来ているという感じなのですが、これはもう鉄板に感動します。
どんなに曲がった根性の人間でも「よかったね〜」と言ってしまうでしょう。
それまでのすれ違いの演出などもとても巧みです。
まとめ
これは子供だけでなく大人もちゃんと楽しめる映画になっていると思います。
大人のデートで観に行っても損をしない映画です。
子供がトイレに立つ事は頻繁にありますが、それは子供向けの映画だと思って広い心でご鑑賞下さい。
ちなみに私の娘(4歳になったばかり)にはちょっと長かったようで途中で飽きてしまいました。
劇場にもよりますが「予告+短編」を含めると結構な長さになってしまいます。個人的にはもっと早く本編が始まってくれた方がよかったかなと感じました。
では、またどこかで。
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