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<南スーダン>第1副大統領を解任 元反政府派トップ

毎日新聞 7月26日(火)19時0分配信

 【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンのキール大統領は25日、元反政府派トップで所在不明のマシャール第1副大統領を解任すると発表した。

 現地情報によると、後任は元反政府派のタバン・デン前鉱山相。同氏は第1副大統領の交代をキール大統領に要請。キール氏が大統領令に署名した。

 今回の交代劇にマシャール派は猛反発している。「元反政府派内のクーデター」(地元記者)との見方もあり、情勢が一気に緊迫する恐れがある。

 マシャール氏は今月、政府軍と元反政府派の戦闘が再燃した後に首都ジュバを離れ、大統領の帰還要請にも応じていなかった。

 キール氏はマシャール氏抜きで和平合意を継続する意向だ。

最終更新:7月27日(水)0時10分

毎日新聞

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