Minecraft Forgeが1.8.8に対応したとのことで、試しにダウンロードしてみたところ、「ウイルスが15件見つかりました」とかいうのが表示された。
もっともらしく、左上に地名など「お前の素姓はわかっているぜ」と言わんばかりに表示あったが、何のことはない、IPアドレスでwhoisなどから引き出した情報だ。
「ボタンを押してウイルスを除去」みたいなメッセージが出ていたが、戻るボタンを押してしまい、以後再現することはできなかった。
これは、「ウイルスに感染しています」を装って除去ツールと称して本当のウイルスやスパイウェアを入れる、いわゆる”オレオレウイルス”だ。

Installerをクリックしたら、「ウイルスが15件見つかりました」の画面が出てきた。

普通はAdFoc.usの画面が出る。

AdFoc.usが出ないパターンもあるので、広告のパターンの中に「オレオレウイルス」があるようだ。
検証用PCで何度もトライしてみたが、もう再現することはなかった。
足がつかないように、IPアドレス毎にフラグを立てて初見のみ現れるようになっているのだろう。
本質はオレオレ詐欺と同じなので、慌ててクリックやダウンロードせず、ブラウザを閉じてしまえば大丈夫だ。不安なら、インストール済みのウイルス対策ソフトでスキャンしてみればいい。