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安倍首相“側近記者”が大ピンチ…国会議員が怒りの刑事告訴

 小西議員が改めてこう言う。

「私が国会で安倍総理の暴挙を追及するたびに、産経新聞は総理を懸命に擁護し、私を不当におとしめる記事を書いている。NHK中継の国民の目の前で『平和主義の切り捨て』という解釈改憲の本丸を突き崩され、ついにそれでは足りなくなったのか。阿比留氏の批判は全くの事実無根であり、『ある議員』も堂々と名乗り出ていただきたい」

 本紙の直撃に対し、阿比留記者は「裁判のことなので一切コメントできない」と答えた。

 産経新聞は、前ソウル支局長の加藤達也記者が、〈セウォル号沈没当日に朴槿恵大統領が男と密会〉と報じて、名誉毀損で在宅起訴を受け、約8カ月間の出国禁止措置を受けたばかり。たまたまだろうが、会社を代表する支局長や編集委員といった“大物記者”が立て続けに名誉毀損で刑事告訴される事態は異例だ。

 裁判の行方が見モノだ。

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