スーパーの売り上げ 4か月連続で減少

スーパーの売り上げ 4か月連続で減少
全国の主なスーパーの先月の売り上げは、夏物の衣料品の販売が伸びなかったことなどから、去年の同じ月を0.5%下回り、4か月連続で減少しました。
「日本チェーンストア協会」のまとめによりますと、全国の主なスーパー、9416店の先月の売り上げは1兆545億円余りでした。
このうち、1年前にもあった店どうしで比べた売り上げは、去年の同じ月を0.5%下回り、4か月連続で減少しました。
これは、先月の下旬は去年と比べて気温が上がらなかったこともあって、スカートや半袖のシャツなどの夏物の衣料品、それに、夏向けのカーテンや敷物といったインテリア用品の販売が伸びなかったことが主な要因です。
日本チェーンストア協会は、今後の見通しについて、「すぐに必要な商品しか買わない“買い控え”の傾向は続いているが、今月は気温が高い日が続いて夏物の商品を中心に売り上げが上向いているので、消費が回復軌道に乗ることを期待したい」と話しています。