ガソリン価格 3週連続値下がり

ガソリン価格 3週連続値下がり
今週のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、全国平均で122.7円と、原油価格の下落傾向が続いていることから、3週連続で値下がりしました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、19日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、全国平均で122.7円と、先週より0.8円下がりました。
ガソリン価格の値下がりは、3週連続となります。
これは、カナダで起きた大規模な山火事などで、原油の供給に影響が出ることへの不安感が和らいできたことを背景に、原油価格の下落傾向が続いているためです。
地域別では、42の都道府県で値下がりし、値下がり幅が最も大きかったのは栃木県で2.1円、次いで、青森県で1.9円、石川県と鹿児島県で1.7円などとなっています。
今後の見通しについて石油情報センターは「原油価格は下落傾向が続いているが、為替相場で円安ドル高が進むと、輸入コストが上がるため、石油元売り各社がガソリンの卸売価格を引き上げる可能性があり、今後の値動きを注視したい」と話しています。