熊本 地震被害の墓地でお盆前に墓石起こす作業

熊本 地震被害の墓地でお盆前に墓石起こす作業
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熊本地震で被害を受けた熊本市の墓地で、ボランティアの人たちが、お盆の墓参りに間に合うようにと、倒れた墓石を引き起こす作業などを行っています。
作業が行われているのは熊本市内の3か所の市営墓地です。
このうち中央区の小峰墓地は、一連の地震でおよそ1900ある墓石の多くが倒れ、墓地の中の通路を塞ぐなどの被害が出ました。
作業には全国の石材店などで作る業界団体などから50人余りが参加し、強い日ざしが照りつけるなか、お盆の墓参りに間に合うようにと、大型機械などを使って倒れた墓石を引き起こしていました。
作業を行った全国優良石材店の会の吉田岳副会長は「ご先祖と触れ合う場所がこんな状態では、本当に心が痛む思いです。少しでも心が安らいだ状態でお参りをしてもらえるよう作業を続けたい」と話していました。
ボランティア作業は27日まで行われます。