岸田外相 ARFで北朝鮮に拉致問題の早期解決求める
岸田外務大臣は訪問先のラオスで、ASEAN=東南アジア諸国連合の一連の外相会議の最後に開かれた会合で、出席した北朝鮮に対し、核実験や弾道ミサイルの発射を自制し、拉致問題を早急に解決するよう強く求めました。
ラオスを訪れている岸田外務大臣は、一連の外相会議の最後に開かれたARF=ASEAN地域フォーラムの閣僚会合に臨み、この会議には、北朝鮮のリ・ヨンホ外相も出席しました。
この中で、岸田大臣は北朝鮮に対し、「拉致、核、ミサイルなどの包括的解決を目指す日本の方針は不変だ。国連安全保障理事会の決議などを重視し、非核化に向けた具体的な行動を取る必要がある。また、すべての拉致被害者の帰国を含む一日も早い拉致問題の解決を求める」と述べ、核実験や弾道ミサイルの発射を自制し、拉致問題を早急に解決するよう強く求めました。
また、岸田大臣は南シナ海情勢について深刻な懸念を表明したうえで、「国際的な仲裁裁判の判断は当事国を法的に拘束するものだ。力でなく法に基づいて国際秩序を順守すべきだ」と述べ、中国に仲裁裁判の判断を受け入れるよう重ねて求めました。
この中で、岸田大臣は北朝鮮に対し、「拉致、核、ミサイルなどの包括的解決を目指す日本の方針は不変だ。国連安全保障理事会の決議などを重視し、非核化に向けた具体的な行動を取る必要がある。また、すべての拉致被害者の帰国を含む一日も早い拉致問題の解決を求める」と述べ、核実験や弾道ミサイルの発射を自制し、拉致問題を早急に解決するよう強く求めました。
また、岸田大臣は南シナ海情勢について深刻な懸念を表明したうえで、「国際的な仲裁裁判の判断は当事国を法的に拘束するものだ。力でなく法に基づいて国際秩序を順守すべきだ」と述べ、中国に仲裁裁判の判断を受け入れるよう重ねて求めました。