「勉強のため、教養を身につけるために本を読みたいけれど、忙しすぎてゆっくり読書をする時間が取れない…」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
また、「なんとか時間を見つけて読み始めたのに、どうにもつまらなくて、結局読むのをやめてしまった…」という方もいると思います。
そこで今回は、短い時間でさまざまな本の要約や書評を読むことのできるサービスを10個まとめてご紹介します。
膨大な数の本の中から、効率よく自分が読みたい本を見つけるための手助けになればと思います。
ただでさえ時間がない中での読書ですから、お気に入りの一冊を見つけるための工夫をしましょう。
(1)ブクログ
http://booklog.jp/「ブクログ」は、2016年7月現在、97万人以上が登録しているWeb上に本棚が作れるサービスで、読んだ本の感想や読みたい本のメモを書くことができます。
最大の特徴は、他のユーザーの本棚が閲覧可能で、他ユーザーが書いた感想やメモを自由に読むことができる点です。
考え方や趣味趣向が似たユーザーの本棚を参考にするといった使い方が可能です。
また、ユーザー数が多いため、さまざまな感想やメモを読むことができることも魅力のひとつといえるでしょう。
(2)ブクペ
http://bukupe.com/「ブクペ」は本の要点・概要・まとめが読めるソーシャルリーディングサービスです。
こちらの要点・要約・まとめはユーザー、著者、出版社が執筆したものであり、多角的な視点で読むか読まないかを検討することができるようになっています。
また、独自のサービスとして、要点・要約・まとめの閲覧数に応じてインセンティブが発生するシステムを導入しており、執筆者のモチベーションを少しでも高めようと努力しています。
ページ下部にはAmazonのリンクが貼られているので、気になった本はAmazonですぐ購入できます。
(3)flier
https://www.flierinc.com/「flier(フライヤー)」はビジネスパーソン向けの本の要約サイトです。
経営コンサルタントや各分野の専門家が要約を作成しており、品質にこだわったテキストを掲載しています。
利用には、フリープランか有料プランのいずれかの登録が必要です。
フリープランは閲覧可能数や要点の閲覧に制限があり、有料プランにはそれらの制限がありません。
「いつでもなんでもフルで読みたい」という方には有料プランをおすすめします。
「要約者レビュー」は1分ほどで読める文量です。
他にも、5点満点方式の評点を行っており、「総合」「明瞭性」「革新性」「応用性」の各評点が掲載されています。
Amazonや楽天、hontoなどにリンクが貼られているので、気になった本はすぐに購入可能です。
(4)bookvinegar
http://www.bookvinegar.jp/「bookvinegar(ブックビネガー)」はビジネス書の書評と要約をまとめているサイトです。
取り上げられるビジネス書は新聞、雑誌、書籍、著名ブロガーといった主要なメディアで紹介されたものに限定しています。
他にも「読書目安時間」が書かれているので、購入を判断する参考になります。
推薦しているメディア・人物も掲載されているので、「この人が推薦しているのなら読んでみよう」という選び方もできます。
(5)BOOK asahi.com
http://book.asahi.com/「BOOK asahi.com(ブック・アサヒ・コム)」は本に関するニュースや書評を掲載している書籍情報サイトです。
作家、詩人、大学教授、評論家、ジャーナリストなどさまざまな分野の方が書評を執筆しており、評者から本を探すこともできます。
「この人の書評は信頼できる」という評者が見つければ、より効率的に読みたい本を探すことが可能です。
(6)BOOK-SMART
http://book-smart.jp/「BOOK-SMART(ブック・スマート)」は、話題の新刊ビジネス書を毎週配信している要約サイトです。
内容は4,000字程度となっており、読み応えがありつつも、時間をかけずに読むことができるよう配慮されています。
また、ビジネス経験が豊富なスタッフが執筆しているため、非常に実践的な内容となっている点もおすすめポイントです。
ジャンル別の人気ビジネス書ランキングもありますので、そちらもチェックしてみてください。
(7)HONZ
http://honz.jp/「HONZ」は元マイクロソフト社長の成毛 眞氏が代表を務める株式会社HONZエンタープライズが運営する書評サイトです。
成毛 眞氏をはじめ、厳選された読み手(レビュアー)の書評が読めます。
小説、自己啓発書、IT専門書以外のすべての著作を書評の対象としており、また、出版されてから3か月以内の新刊書に絞っているため、新陳代謝の良いサイトとなっています。
(8)本が好き!
http://www.honzuki.jp/「本が好き!」は投稿した書評をユーザー同士で評価し合う読書コミュニティサイトです。
他にも、「マイ本棚」に読んだ本や読みたい本をストックしていくことができるようになっています。
また、自分が書いた書評が評価されると、本がもらえる「献本」サービスが利用可能になるので、時間があるときに読んだ本の書評を書いてみてはいかがでしょうか。
(9)ダ・ヴィンチニュース - オススメレビュー
http://ddnavi.com/review/「ダ・ヴィンチニュース - オススメレビュー」はニュースサイト「ダ・ヴィンチニュース」内にある紙の本、電子書籍のレビューページです。
ビジネス書、エッセイ、ライトノベル、マンガなど、さまざまなジャンルの書評が掲載されています。
普段自分が読まないジャンルの著作を読みたいときに見ると、意外な出会いがあるかもしれません。
(10)Bizpow
http://bizpow.bizocean.jp/category/review/「Bizpow(ビズポ)」はビジネス書の要約まとめ記事やビジネスのHow to記事を掲載しているビジネスマン向け情報メディアです。
要約専門のサイトではないので他の要約サイトと比べると数は少ないですが、Panasonic創始者の松下幸之助の『道をひらく』や、みうらじゅんの『「ない仕事」の作り方』といった話題のビジネス書を中心に紹介しています。
まとめ
要約はあくまでも本を知るきっかけなので、気になる本は購入して読むことをおすすめします。
同じ本でも評者によって感想が異なりますので、好きな評者や共感できる評者を見つけ、その人のおすすめから本を探すのも使い方のひとつです。
時間がないため、効率的に読書をしたい方は、今回紹介した書評サイトをぜひ活用してみてください。