マヌカハニーの虫歯への正しい効果と目的別おすすめ3選

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マヌカハニー 虫歯

マヌカハニーで、虫歯が治らないかなと思っていませんか?

結論から言ってしまうと、マヌカハニーには進行の進んだ虫歯に対する効果は期待できません。

しかし、「あまり進行していない虫歯」や「虫歯予防」にはとても有効です。

このページでは、過去に様々な病気で苦しんでマヌカハニーに救われた私が、マヌカハニーによる虫歯対策について以下の流れでご紹介したいと思います。

  • マヌカハニーの虫歯への正しい効果と活用法
  • マヌカハニーが虫歯予防に効果的な2つの理由
  • 虫歯に効果的なマヌカハニー選びの3つのポイント
  • マヌカハニーを使ったオススメの虫歯対策

全て読めば、マヌカハニーの虫歯に効果的な理由を納得した上で、自分にあった商品を選択できるでしょう。

1. マヌカハニーの虫歯への正しい効果と活用法

マヌカハニーが虫歯に効果があるのは、虫歯の進行度を表す5段階(C0〜C4)のうち、比較的症状の軽いC0とC1とされています。

ですから、冷たいものや甘いものがしみるようになった虫歯の治療としてではなく、日頃の歯磨きなどと併用することで健康な歯の維持や虫歯の初期段階の対策として、マヌカハニーを日常的に毎日の生活に取り入れることがオススメです。

状態 備考
C0 表面のエナメル質の透明感がなくなるが、まだ穴は開いていない状態。 元の健康な状態に戻すことが可能。
C1 エナメル質が溶けて浅い穴ぼこができた状態。 症状は出ない。虫歯部分を取り除いて詰め物をして治療。
C2 虫歯がエナメル質の下の象牙質にまで進行した状態。 一般的に冷たいものや甘いものがしみる。
C3 虫歯が象牙質を破壊し、歯髄まで達した状態。 一般的に我慢強い人が断念して医者にかかる段階。但し、歯髄への感染の程度により痛みの無いケースも。
C4 歯の殆どを失い、根っこもやられてしまった状態。  歯を抜くしか処置方法がない。

2. マヌカハニーが虫歯予防に効果的な2つの理由

理由1.「MGO」の優れた殺菌効果で、口の内を清潔に保つため。

マヌカハニーには「MGO」という優れた抗菌効果があり、口の中を清潔に保つのに効果的です。重要なことは以下の4点です。

  • ミュータンス菌を退治し、虫歯の原因となる酸の発生を抑制
  • マヌカハニーの虫歯対策として効果は科学的に証明されている
  • マヌカハニーに含まれる糖は、虫歯になりにくい糖分
  • ”ミュータンス菌が食べかすを分解する際の臭い” や ”酸の臭い”を抑制することで口臭も解消

虫歯の原因は、歯と歯の間などに残った食べかすをミュータンス菌が分解した時に発生する”酸”が、歯の表面を覆う硬く白いエナメル質を溶かして穴が空くことです。ですから、マヌカハニーでミュータンス菌を退治し、酸の発生を抑制することで健康的な歯を保つことができます。

また、虫歯の主な原因は白砂糖の主成分であるスクロースである一方、マヌカハニーに含まれる糖分”アルクトース” と ”グルコース”は虫歯になりにくい成分である点からも、マヌカハニーは虫歯対策として効果的と言えます。

特に、”乳歯” や ”生えたての永久歯” のエナメル質は弱く虫歯になりやすいため、注意が必要です。

研究結果

  • 日本歯科大学など、マヌカハニーの虫歯への効果について様々な研究がなされていますが、マヌカハニーを含むガムとシェガーレスガムを1日3回、毎食後10分間噛むのを3週間続けて比較したところ、マヌカハニーを含む場合には歯垢に改善が見られた一方で、後者は歯垢に特に影響はなかったことが報告されています。

理由2.マヌカハニーが歯のエナメル質の健康維持に役立つため。

マヌカハニーは虫歯になり始めの歯のエナメル質を補修・強化する働きがあり、マヌカハニーは歯の表面のエナメル質が溶けて穴が空くのを防ぐ効果があるのが大きな特徴です。

上記理由1でご説明した通り、マヌカハニーで虫歯の原因である”酸”の発生を防ぐことに加えて、エナメル質が溶けて穴が空くのを防ぐことで、効果的に安全な方法で虫歯予防ができます。

(注)但し、マヌカハニーにはC2(虫歯がエナメル質の下の象牙質にまで進行した状態)よりも虫歯が進行した場合にはエナメル質に一度空いてしまった穴を閉じる効果はないため、その場合は歯医者での治療が必要です。

3. 虫歯に効果的なマヌカハニー選びの3つのポイント

実際に虫歯に効果のあるマヌカハニーを納得して手に入れるには、以下の3つのポイントをおさえておくことが重要です。

(1)マヌカハニーの優れた抗菌作用「MGO」

優れた殺菌効果があるマヌカハニーですが、その殺菌効果はマヌカハニーにのみ豊富に含まれるMGO(メチルグリオキサール)によるものであり、4つの大きな特徴があります。

  • マヌカハニーはニュージーランドの木「マヌカ」の花の蜜から採れる天然のスーパーフード
  • マヌカハニー特有の抗菌作用は学術的にも証明されている。
  • マヌカハニーは医療用として世界120カ国で使用されている実績あり
  • 殺菌作用は虫歯予防はもちろん、口臭・歯周病・歯槽膿漏などにも効果あり

MGOを豊富にマヌカハニーはニュージーランドの中でも特定の地域でしか採れず、加えて、マヌカの花が咲くのは一年のうち約1ヶ月のみという大変貴重なものです。

MGO含有量が少なくその効果が一般的な蜂蜜と全く変わらないものもありますが、同じくマヌカハニーという名前で販売されています。ですからマヌカハニーを選ぶ時には、MGOをどの程度含むか科学的に認証されたものを選ぶことが重要です。

(2)「抗菌作用の効力」を参考にすること

実は一口にマヌカハニーと言っても様々な種類があるため、まずはそれぞれのマヌカハニーにどの程度の抗菌作用があるのか、具体的に自分で判断できるようになることが重要です。

メチルグリオキサールの抗菌作用の表示には主に3通りの方法があり、数値が高いほど抗菌効果が高くなります。また、生産者毎に採用している表示方法が異なるという特徴もあります。

ここでは、その3つの表示方法について整理してみました。

UMF:メチルグリオキサールの”抗菌作用の効力”を表す

UMFとは、「Unique Manuka Factor」の略で、マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールに ”どの程度の抗菌作用があるのか”、消毒液であるフェノール水溶液の殺菌力と比較する形で数値化したものです。

例えば、あるマヌカハニーが一般的に病院で使用される消毒液(フェノール水溶液 / 濃度5%)と同等の殺菌力がある場合、そのマヌカハニーの抗菌作用は「UMF 5+」となります。

ですから、「UMF 10+」であれば医療用の消毒液の2倍という高い抗菌作用がある一方で、「UMF 10+」以上のマヌカハニーは生産量全体の20%程度とも言われる貴重で高価なものであるため、一般的に現地ではテーブルハニーとして料理やお菓子作りには使わず、医療目的で使われるようです。

MGO:メチルグリオキサールの”物理的な量”を表す

MGOとは「メチルグリオキサール(Methylglyoxal)」の略で、「1kgのマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量(単位:ミリグラム)」を表しています。

一般的に「UMF 10+」と「MGO 100+」が同等の効果があるとされていますが、これだけではなかなか実感が持てないと思いますので分かりやすくご説明すると、「以下の2つの殺菌効果は同等レベル」ということです。

「UMF 10+」: 病院で使用される消毒液(フェノール水溶液 / 濃度5%)の2倍の殺菌効果
「MGO 100+」: 1kg当り100mg (=0.1g) のメチルグリオキサールを含むマヌカハニーの殺菌効果

MGS:メチルグリオキサールの”抗菌作用の効力”を表す

上記2つの表示方法ほどはまだ認知されていませんが、MGSはUMFと同じく、マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールに 「どの程度の抗菌作用があるのか、消毒液であるフェノール水溶液の殺菌力と比較する形で数値化したもの」です。

MGSは「The Molan Gold Standard™」の略で、この表示方法の開発者であるピーター・モラン博士(マヌカハニー研究の第一人者)の名前が付けられており、「MGS 10+」は「MGO 300+」と同等の効果があることを示しています。

(3)マヌカハニーの効果とその目安

UMF MGO 効果 商品
UMF 5+  MGO 30+ 一般的な医療用消毒液と同等の殺菌効果 標準的なマヌカハニーに付与される水準
UMF 10+ MGO 100+ 日常生活において健康促進に役立つレベル 同上
UMF 16+ MGO 250+ 十分な抗菌作用が認められ、医療用としてのレベル 同上
UMF 20+ MGO 400+ 高い効果を実感できるレベル 同上
UMF 25+ MGO 550+ 生産量全体の数%しか採れない極めて高いレベル 同上
UMF 31+ MGO 860+ 標準的なマヌカハニーでは得られない効果あり TCN社のストロングマヌカハニーのみ
UMF 39+ MGO 1100+ 極めて高い効果とされるMGO 550+の2倍の水準(*) 同上

(*)ニュージーランドで「MGO」を商標登録しているManuka Health New Zealand 社の基準では、MGO 100 = “Minimum”,  250 = “Medium”,  400 = “High”,  550 = “Super high”とされています。

4. マヌカハニーを使ったオススメの虫歯対策

高い抗菌作用のあるマヌカハニーは虫歯対策として効果的ですが、その分大変貴重で金額も高くなります。

この章では、「効果を重視する方向け」や「手軽に実践できる虫歯対策に特化した商品」をご紹介します。ご自身の状況や目的に合わせて選べるようになりましょう。

4-1. 『ストロングマヌカハニー』

TCN-Strong-Manuka-Honey-HP

海外での養蜂歴40年以上の日本人専門家が作り出した「ストロングマヌカハニー」とは、通常のマヌカハニーでは実現不可能とされてきたMGO含有量(MGO 860+ 〜 1100+)を誇る ”奇跡のマヌカハニー” のことで、1995年に販売開始されたロングセラー。

他の一般的なマヌカハニーのMGO含有量の限界値が、”生産量全体の数%しか採れない極めて高いレベル”として ”MGO550+” であるのと比べて、ストロングマヌカハニーの効果については最も信頼できるオンリーワンの製品と言えます。

強力な殺菌効果で虫歯の原因であるミュータンス菌を殺菌すると共に、歯の表面を覆うエナメル質を補修・強化する効果が期待できます。

口コミ

  • ストロングマヌカハニーを始めてからは長年悩まされてきた虫歯や口臭、口内炎もすっかりなくなりました。
  • 他社のマヌカハニーよりも効果があると実感しています。
  • 味もとてもいいので子供達も毎日寝る前に喜んで食べています。

引用:TCN

4-2. マヌカハニー入り歯磨き粉

Manuka-honey-toothpowder

オススメのマヌカハニー入り歯磨き粉は、「ニュージーランド プロポリス&マヌカハニーMGO400+ withティーツリーオイル歯磨き粉」です。この歯磨き粉に含まれるマヌカハニーは、十分に高い抗菌作用が認められる医療用のMGO 250+を超える水準(MGO 400+)であるため、高い殺菌効果が期待できます。

また、マヌカハニーの優れた殺菌効果と歯のエナメル質の補修効果に加えて、高品質のプロポリスによる殺菌効果との相乗効果も期待できます。購入の際には以下の国内の正規代理店の販売サイトからの購入が安心です。

口コミ

  • 家族も、歯茎からの出血がなくなった、と効果を実感
  • これを使い始めてからまだ口内炎ができてません。
  • 費用対効果を考えると高価過ぎることは無いと思います。
  • 味は普通の歯磨き粉の味で、甘くはありません。

4-3. マヌカハニー入りマウスウォッシュ

Alpine-manuka-mouthwash

オススメのマヌカハニー入りマウスウォッシュは、ニュージーランドのアプペンマヌカ蒸留水から作られた100%オーガニックの『Alpine Manuka Mouthwash』です。

口内炎・のどの痛み・口臭予防などに効果的で、特に寝る前にマヌカハニー入りマウスウォッシュを使うことで虫歯予防に高い効果があります。食後に1日3回、30秒程度かけてゆっくりとうがいをすることでより高い虫歯予防効果が得られます。

口コミ

  • 歯茎の腫れが使用後数日で収まりました。
  • ミント等の刺激がなく穏やかな味なので、口に含みやすいのが良いです。
  • 市販のうがい薬を子供が誤って飲んでしまうことがあっって、Alpine Manuka Mouthwashに切り替えました。100%オーガニックなので安心です。

5. まとめ

これまで見てきた通り、マヌカハニーは虫歯予防に効果的と言えます。マヌカハニーと虫歯予防の重要なポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 「MGO」の優れた殺菌効果で口の内を清潔に保つことで、虫歯予防に効果的。
  • マヌカハニーに含まれる「リン酸カルシウム」が、歯のエナメル質を補修・強化するため虫歯予防に効果的。

但し、マヌカハニーには”虫歯を治す働き”はないため、一度虫歯になってしまったら歯医者で治療する必要があります。

あなたの生活がより健康的になることをこころより願っています。

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