未成年者の飲酒実態
未成年者の飲酒は心身のマイナスに
「酒は百薬の長」と言われ、適量のお酒は大人には有益なものですが、未成年者は心身共に発達段階にあり、アルコール分解能力も大人に比べて未熟なため、脳細胞への悪影響、性ホルモンを産出する臓器の機能抑制など、成長期にある十代の心身にとって飲酒はマイナスとなります。
最近の調査によると、中学生の17.1%、高校生の30.5%が「飲酒経験あり」とされており、未成年者の飲酒の広がりが問題となっています。特に、「問題飲酒者」層(週1回以上飲酒)が大きく増えていることが、若年のアルコール依存症につながるとして、将来への危険性が指摘されています
※( )内は2009年度の数値
2013年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より
未成年者の1回あたりの飲酒量
コップ2杯以上飲酒する割合は、中学生では2割弱ですが、高校生になると4割弱まで増加します。
調査をした日から遡って30日間で1日以上飲酒をした者を100%した場合の割合
2013年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より
場面別の飲酒経験
中学生のほとんどが「冠婚葬祭」と「家族と一緒」ですが、高校生になるとクラス会などや仲間と飲む場面も多くなっています。
調査対象全員を100%とした場合の割合
2013年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より
飲む酒の種類
果実味の甘い酒、ビール、焼酎・サワー類が多い傾向にあります。
調査をした日から遡って30日間で1日以上飲酒をした者を100%とした場合の割合
2013年度「未成年者の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」より