最近ちょくちょくタイムラプスを撮るようになりました。
前回はmacで簡単にタイムラプス・ハイパーラプス動画を作る、Zeitrafferという無料のアプリを使うタイムラプスの作り方を書いたんですが、今回はちょっと成長?してAfter EffectでRAW画像からのタイムラプス動画を作ってみました。
After Effectに挑戦した訳
Zeitrafferは、無料で使えて簡単に写真をタイムラプス動画を書き出してくれるとても素晴らしいアプリです。
しかし、ZeitrafferでするとLightroomでも作業をしないといけなく、2つのソフトで作業するのがちょっと面倒です。
それで調べてみるとAfter Effectでタイムラプスが作れるらしいのです。しかもRAW画像から。
出来るなら早速試してみようという事でやってみました。
After EffectでRAW現像からタイムラプス動画を作る方法
1. RAW画像を1つのフォルダに入れる
まず、タイムラプスに使用する写真のRAW画像をフォルダにまとめます。
このとき余計な画像は入れないように、必ず確認しましょう。
2. After Effectで最初の1枚を開く
タイムラプスの最初の1枚を選択。
このとき、「Camera Raw シーケンス」にチェックを入れてください。
3. After EffectでRAW現像する
開いた写真をRAW現像します。
UIは違いますが、出来る事はLightroomと同じなのでLightroomを使っている方はすぐに分かると思います。
After EffectでRAW現像しました。基本的に最初の1枚で現像方法を設定し、他の写真に同じ設定を割り当てるようです。細かい設定やゴミ消しなど個別の作業が必要な場合は少しめんどくさくなるのかもしれません。
4. 新規シーケンスを作る
シーケンスを書き出す設定に合わせて作ります。
私は、この辺りの知識が少ないので正しいのか分かりませんが、例として私の設定をお見せします。今回はyoutube用の4Kサイズを想定し設定しています。
5. 書き出す
あとは書き出しの設定をして書き出すだけです。
Adobe Media Encoderを使ってみました。ここの設定も正しいのか分かりませんが、高品質でレンダリングとにチェックを入れ、ビットマットレートを上げると画質が良くなるとどこかで見た様な気がするので、大体いつも100以上になるようにしています。参考にはならないと思いますが一応設定状況。
赤枠の所を変更してます。
あとはレンダリングが終わるのを待つだけ。
レンダリングにかかった時間
510枚の写真で17秒のタイムラプス動画を書き出した所、約45分かかりました。
両方とも、もっといいCPUやらグラフィックカードだと早くなるんでしょうが、私の4年前のiMac27-inch, Late 2012のメモリMAX32GBでこのくらいです。ちなみにプロセッサ3.4 GHz Intel Core i7でグラフィックカードはNVIDIA GeForce GTX 680MX 2048 MBです。
ほかにもブラウザやDreamweaverとPhotoshopも同時に起動しながらの作業でした。
Zeitrafferで書き出した場合のかかる時間
時間の比較のため、同じ物をZeitrafferでも書き出してみました。
まずLightroomでRAWからJPGに書き出しにかかった時間が約17分。そしてJPGをZeitrafferで動画に変化するのにかかった時間が2分13秒でした。
Zeitrafferの作業時間がかなり短いですね。これだけ短時間で書き出せるという事は、やはり画質等のクオリティとか色々圧縮されてるんでしょうか。そうだとしたら高画質に拘りたい場合はAfter Effectの方が良いのかもしれません。
気軽にタイムラプスを楽しみたい方には良いのかもしれません。無料ですしね。
今度は色々調べてから画質の違い等も検証してみたいと思います。
出来上がったタイムラプス動画はこちら
このタイムラプス動画は、以前シャッターストックにアップしたのですが、自動で設定される値段があまりにも高額すぎるため削除しました。
4Kで制作してますので4K環境がある方は4Kで見てみてください。
最後に
動画編集の事ももっと勉強して色々出来るようになりたいですね。
とりあえず出来るだけ高画質で書き出す方法をこれから色々調べて試してみます。
After EffectからRAW画像でタイムラプスを書き出すのは、1つのソフトで完結するので楽な様な気がします。
After Effectをまだ持ってない方はAdobeソフトが全て使えるコンプリート番がお得です。
学生さんはさらにお得なアカデミック版もあります。