容疑者、入所者殺害示唆の手紙 衆院議長宛て
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が死亡し、25人が負傷した事件で、殺人未遂容疑などで逮捕された植松聖容疑者(26)が「職員は傷つけずに抹殺する」と書き込み、入所者の殺害を示唆する手紙を衆院議長に渡そうとしていたことが26日、政府関係者への取材で分かった。
手紙は「私は障害者総勢470名を抹殺することができます」とし、「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」と書き込んでいた。
やまゆり園など二つの施設名を明記、「職員の少ない夜勤に決行致します」と記していた。(共同)