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【プロ野球】

内海先陣、M点灯阻止だ 巨人3連勝あるのみ

2016年7月26日 紙面から

広島との首位攻防戦を控えキャッチボールで調整する内海=岐阜・長良川球場で(千葉一成撮影)

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 巨人・内海哲也投手(34)が25日、広島の最速マジック点灯阻止へ向け意気込んだ。直接対決3連戦。岐阜へ移動し、長良川球場での練習に参加した。キャッチボールやダッシュで前日調整を終えた。

 広島に連敗すれば27日に優勝マジックが点灯してしまう。そんな厳しい状況で任される初戦のマウンド。だが、ベテラン左腕は適度に緊張を保つ術は心得ている。

 「気負いすぎず、なるべく平常心で。あまり考えすぎないことが一番。プレッシャーもかかってくるし、自分で一層それを強めるよりも、毎回同じようにしっかり準備して、残り少ない試合に備えたい」と真っすぐに決意を語った。

 24日は1番長野、2番橋本到の組み合わせで臨んだ打線が爆発した。ただし、引っ張ったのは今季初4番の阿部。内海も投手陣をまとめる兄貴分としての自覚はある。

 「そういう(引っ張る)気持ちでやらないといけないし、先制点をなるべくあげないように、イニングの頭をしっかりと取っていく」。内海を送り出す高橋監督も広島との直接対決に気合をみなぎらせる。

 「(自力優勝が残っている)唯一ですからね。(打線を)我慢して変えたというわけじゃない。こっちの方が点が入ると思って変えた。選手の手柄でしょう」。はるか先を泳ぐコイの姿は、見えない。だからこそ、3連勝あるのみ−。 (園田佳子)

 

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