自民谷垣幹事長 頚髄損傷で復帰のめど立たず
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自民党の細田幹事長代行は党の役員会で、サイクリング中に転倒し入院している谷垣幹事長の容体について、頚髄(けいずい)を損傷して手術を受け、意識ははっきりしているものの復帰するめどは立っていないことを報告しました。
自民党の谷垣幹事長は、今月16日に、東京都内で趣味のサイクリングをしていたところ転倒してけがをしたため都内の病院に入院していて、当初、党側は「けがは大したことはなさそうだが、大事をとって入院した」としていました。
26日開かれた自民党の役員会で細田幹事長代行は谷垣氏の容体について、「頚髄を損傷し手術を受けた。その後、テレビで相撲を観戦するなど意識ははっきりしている。合併症はなく経過は良好だが、今後の正確な見通しは申し上げることはできない」と報告しました。
このあと、細田氏は記者会見で、「医学的にもどのように回復するか個人差があり、経過を見守っていきたい。党の役員人事への影響は、議論もしていないし承知していない。来月の臨時国会に戻れるかどうかも分からない」と述べました。
26日開かれた自民党の役員会で細田幹事長代行は谷垣氏の容体について、「頚髄を損傷し手術を受けた。その後、テレビで相撲を観戦するなど意識ははっきりしている。合併症はなく経過は良好だが、今後の正確な見通しは申し上げることはできない」と報告しました。
このあと、細田氏は記者会見で、「医学的にもどのように回復するか個人差があり、経過を見守っていきたい。党の役員人事への影響は、議論もしていないし承知していない。来月の臨時国会に戻れるかどうかも分からない」と述べました。
菅官房長官「説明以上でも以下でもない」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「自民党の役員会で、細田幹事長代行より、『谷垣幹事長は7月16日に自転車運転中に転倒し、頚髄を損傷して手術を受けた。意識ははっきりしており、合併症もなく経過は順調である』との説明があったことは私も承知をしているが、内容については、これ以上でもこれ以下でもない」と述べました。また菅官房長官は、記者団が「来月には内閣改造と党役員人事が予定されているが影響はあるか」と質問したのに対し、「意識ははっきりしており、合併症状もなく経過は順調であるという説明があったので、それがどのような状況であるかということなのだろう」と述べました。