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絵画に描かれたイケメンたち

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こんにちは、arto総研のToshiroです。いつもお読みいただきありがとうございます。今回は「絵画に描かれたイケメンたち」というテーマで書いてみようと思います。

 イケメン

美術におけるイケメンってどうなんですかね、「美男子の美術史」みたいなのがあれば面白いんですけれども、でも何となく誰か研究してそうな感じもします。

美女に関する絵画は割とよくあるのですが、イケメンに関してはあまり題材にされていないような気がします。自画像や肖像画を現実よりも美しく描いた例は多々あるのですが、イケメンそのものがテーマになっているのは少ない、かな。

私もあまりよくわからない領域のテーマなのですが、個人的に「イケメンだなぁ」と感じたものを適当に集めてみました。

作品紹介

自画像(ターナー)

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風景画家として有名なウィリアム・ターナーの自画像。美化して描いた典型例。しかし大きくハッキリとした目や、スッとした鼻は非常に綺麗に描かれています。いかにも、という感じの英国紳士です。

自画像(ヴァン・ダイク)

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バロック期に活躍したフランドルを代表する画家、ヴァン・ダイクの自画像です。「イケメン」の定義については色々な意見があり、なかなか一致するものではありませんが、これは誰もが認めるイケメンであろうと思われます。彼の表情は自身に満ちていますね。

自画像(ドラクロワ)

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ロマン主義の巨匠、ドラクロワの自画像です。ドラクロワはフランスの画家なのですが、フランスというだけでより一層イケメン度が増すような気がしないでもないです。先ほどのヴァン・ダイクは若々しさが感じられますが、こちらは少し大人っぽいイケメンを感じることが出来ます。ダンディーですね。

自画像(アルノルト・ベックリン)

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アルノルト・ベックリン『ヴァイオリンを弾く死神のいる自画像』です。ベックリンは『死の島』シリーズで結構有名だと思います。こちらもドラクロワのようなダンディーな感じがいいですね。後ろの骸骨がベックリンの謎めいた雰囲気を引き立て、より一層のイケメンに感じさせるような気がしないでもないです。

堕天使

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こちらはカバネルによる作品。堕天使とは何等かの理由で神に反抗した天使のことを言います、つまり悪魔のことです。腕で半分隠れていますが、その目つきはイケメンそのもの。少し見にくいですが、よく見ると涙を流しているんですね。イケメンの涙、いいですね。肉体もすごい。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。
Toshiroでした。それでは、また。