「津久井やまゆり園」とは
神奈川県障害福祉課と施設のホームページによりますと、「津久井やまゆり園」は、神奈川県が設置し、社会福祉法人の「かながわ共同会」が運営している知的障害者の入所施設です。
敷地面積は、およそ3万890平方メートルで、園の北東側に正門がありその南に事務所や診療所などが入っている管理棟があります。さらにその南に居住棟があります。居住棟は東と西の2つに分かれていて、このうち東の居住棟は、1階が女性、2階が男性と女性の居住スペースになっています。また、西の居住棟は、1階、2階ともに男性の居住スペースになっているということです。このほか敷地内には、作業棟やちゅう房棟、グラウンドや屋外プール、体育館なども設けられています。
施設では、障害者の食事や入浴などの介助といった「施設入所支援」や、日常生活の支援に合わせて軽作業などの生産活動や創作活動の機会を提供する「生活介護」を行っているということです。また、一時的な入所サービスの「短期入所支援」もあり、1日当たり最大で10人が利用できるということです。
神奈川県によりますと、施設に長期入所している人の数は、先月末の時点で19歳から75歳までの男女149人で、いずれも居住棟で生活を送っていたということです。全員が知的障害者で、中には身体障害や精神障害がある人もいるということです。149人の長期入所者のうち、男性が92人、女性が57人で、年齢別に見ますと、10代が2人、20代が12人、30代が18人、40代が49人、50代が28人、60代以上が40人だということです。
このうち、30年以上入所している人が32人いて、最も長い人で52年余り入所しているということです。また知的障害の程度別では、最重度は61人、重度は45人、中度は10人、軽度は1人、その他が32人となっています。
施設には24時間態勢で職員が常駐していて、夜間は合わせて8人が当直に当たっているほか、警備員1人が管理棟の休憩室にいたということです。
施設では、障害者の食事や入浴などの介助といった「施設入所支援」や、日常生活の支援に合わせて軽作業などの生産活動や創作活動の機会を提供する「生活介護」を行っているということです。また、一時的な入所サービスの「短期入所支援」もあり、1日当たり最大で10人が利用できるということです。
神奈川県によりますと、施設に長期入所している人の数は、先月末の時点で19歳から75歳までの男女149人で、いずれも居住棟で生活を送っていたということです。全員が知的障害者で、中には身体障害や精神障害がある人もいるということです。149人の長期入所者のうち、男性が92人、女性が57人で、年齢別に見ますと、10代が2人、20代が12人、30代が18人、40代が49人、50代が28人、60代以上が40人だということです。
このうち、30年以上入所している人が32人いて、最も長い人で52年余り入所しているということです。また知的障害の程度別では、最重度は61人、重度は45人、中度は10人、軽度は1人、その他が32人となっています。
施設には24時間態勢で職員が常駐していて、夜間は合わせて8人が当直に当たっているほか、警備員1人が管理棟の休憩室にいたということです。
居住棟は2棟
NHKが入手した「津久井やまゆり園」の見取図によりますと、施設に入所している障害者が生活している居住棟は、「東」と「西」の2棟あり、いずれも2階建てです。
各階に2人部屋が16、1人部屋が8つ、それぞれ設けられていて、神奈川県障害福祉課によりますと、入所者は、それぞれの居室に分かれて自由時間を過ごしたり、眠ったりしているということです。
また、各階には、食堂やトイレ、浴室が設けられていて、入所者は、およそ20人で1つの「ユニット」と呼ばれるグループに分かれて、食事や入浴をするなどの共同生活を送っていたということです。
「ユニット」は合わせて8つあり、それぞれ、担当の職員が決められているということです。
職員は、各階に1部屋設けられている「指導員室」に常駐し、夜間は、2人の職員が当直に当たり、入所者のケアなどに当たっているということです。
居住棟は、夜間は、施錠されているということで、県が「津久井やまゆり園」を運営する社会福祉法人から聞いたところによりますと、逮捕された男は、東の居住棟の1階のガラスを割って侵入したとみられるということです。
各階に2人部屋が16、1人部屋が8つ、それぞれ設けられていて、神奈川県障害福祉課によりますと、入所者は、それぞれの居室に分かれて自由時間を過ごしたり、眠ったりしているということです。
また、各階には、食堂やトイレ、浴室が設けられていて、入所者は、およそ20人で1つの「ユニット」と呼ばれるグループに分かれて、食事や入浴をするなどの共同生活を送っていたということです。
「ユニット」は合わせて8つあり、それぞれ、担当の職員が決められているということです。
職員は、各階に1部屋設けられている「指導員室」に常駐し、夜間は、2人の職員が当直に当たり、入所者のケアなどに当たっているということです。
居住棟は、夜間は、施錠されているということで、県が「津久井やまゆり園」を運営する社会福祉法人から聞いたところによりますと、逮捕された男は、東の居住棟の1階のガラスを割って侵入したとみられるということです。