逮捕された植松聖容疑者とみられる男が今年2月中旬、東京都千代田区の衆院議長公邸を訪ね、大島理森衆院議長宛ての手紙を持参していたことが26日、警視庁麹町署への取材で分かった。手紙はまとまりのない内容だったという。
同署によると、植松容疑者とみられる男は2月14日と15日に議長公邸を訪問。公邸を警備していた警察官に手紙を渡すなどした。麹町署は衆院側と相談し、手紙を預かった。差出人として植松容疑者の名前と住所が書いてあった。
手紙は手書きで、意味が通じにくい内容が大量につづられていた。麹町署はこの直後、2回の訪問について神奈川県警津久井署に連絡したという。