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耐圧検査で部品変形…漏水の原因推定

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の1次冷却水ポンプで水漏れが確認されたトラブルで、四電は25日、漏えいを防ぐ「軸封(じくふう)部」の部品が、耐圧検査の際に変形し、隙間(すきま)ができたことが原因と推定される、と発表した。万全を期すため同じ構造のポンプ全3台の部品を交換する。作業には約1週間かかるといい、26日に予定していた再稼働は8月以降にずれ込む。

     四電によると、耐圧検査は、新規制基準に対応する耐震工事に伴い、今月12日に実施した。その際「O(オー)リング」と呼ばれる軸封部を構成する円形のゴム部品に圧力が均一にかからなかったため軸封部の一部が傾き、隙間が生じたとみられる。四電の担当者は「重大事故につながるようなトラブルではない」としており、部品交換が終わり次第、再稼働の準備を再開したい意向を示した。【橘建吾】

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