しかし、このような企業の『ポケモンGO』便乗ぶりに、国内では心配の声も上がっている。ゲームの画面やキャラクターを露骨に使っているほとんどの企業は、『ポケモンGO』の著作権に関する正式な契約を結んでいないのだ。
大手新聞『朝鮮日報』も、「誰でも『ポケモンGO』マーケティング、“著作権爆弾”爆発するか」と、警鐘を鳴らす。
記事の中で韓国のマーケティング関係者も言っている。
「多くの企業がゲームの人気に便乗しようとして、もっとも基本的な著作権の概念すら守っていない状況です」
ポケットモンスターの韓国内ライセンスを管理しているポケモンコリアの関係者によると、「協議なしにゲームの画像を使った企業に対して、警告の文書を送っている」らしい。また、「うまく改善されない場合、本社からは法律に基づいて対応する方針だ」とか。
韓国では近いうちに、著作権問題が大きな話題になりそうだ。
(文=S-KOREA編集部)