ここひと月ほど、かなり力を入れて私の住む府中市の街歩きを紹介している当ブログ。今や街歩きといえばアレですよね… そう、ポケモンGO(笑) ということで、今話題の「Pokémon GO」を無理矢理絡めた府中街歩きのススメです。
みなさんも、次の週末は府中においでませ!(レアポケモンは出ない)
府中の歴史スポットの多くがポケストップになってる!?
これまでの記事と重複するので細かいことは書きませんが、この東京都府中市は古くからの歴史が街のいたる所に残されています。
古墳時代から江戸時代まで、市内を掘り起こせばそこかしこから遺構が飛び出しす街(大袈裟でなく本当です)、それが府中市です。
さて、ポケモンGOでプレイヤー(トレーナー)がアイテムを入手するポケストップは、開発元の同じゲーム「Ingress」のポータルが元になっているそうです。つまり、ポータルとして承認されやすかった歴史的な建築物や記念碑、寺社仏閣の多くがポケストップになっているのです。
そのような前提もあり、駅周辺や中心地以外の住宅地まで広く歴史スポットの溢れている府中市は、満遍なくポケストップの乱立した街となっているのです。こちらのポケストップGOで市内を表示するとこんな感じ。
先日紹介した市内の古墳群や廃線跡も、ちゃんとポケストップとして登録されています。
もちろん都心部に行けば、もっとポケストップの充実したエリアや大きな公園はあるでしょうし、下町なども古い建物や石碑は多いはずですので、特別に凄い地域ではないかもしれません。
ただ、私が先週末に多摩や神奈川県の郊外エリアを車で走って見た限りでは、住宅地まで含めてこれだけポケスポットの充実したエリアは他に見当たりませんでした(チェックしてたのは助手席の奥さんですので、念のため)。
左は私の実家がある相模原市の住宅地。あえて閑散とした場所を選んでますが、人口密度の高い駅チカのエリア…。国道16号線沿いでもこんな場所があるのです。
右は府中市のケヤキ通りから大國魂神社方面、丁度冒頭に貼った写真と同じアングルで見た歴史スポット充実のエリア。市の中心部ということもあり、全くフェアな比較ではありませんが、政令市を相手にしてこの差は相当でしょう。
府中高札場(御旅所)、府中御殿井戸跡、武蔵国府跡… 当然これらのメジャースポット(?)は、全てポケストップになっています。 つい先日、街記事の取材で回った場所を、今度はポケモンを求めて歩くことになるとは…(笑)
できれば「御旅所」としてでなく、「府中高札場」で登録しておいて欲しかったかなぁ、なんて(笑)
ポケストップの充実した遊歩道(緑道)でのんびりポケゴー散歩
そしてポケモンGOで街歩きをするときに嬉しいのが、市内の遊歩道(緑道)の充実ぶり。歩きスマホの危険性が問題になりがちなポケモンGOですが、歩行者&自転車専用道路である緑道上に、多くのポケストップが作られているので、比較的安心してポケストップ巡りを楽しむことができます。
ちなみに最近私がハマっているのが、カメラを片手にかつての水路や暗渠を探すこと。こんな感じの「いかにも」な道や水路跡を見つけては、スマホに保存した古地図と照らし合わせて写真をパチリ、というなんとも地味な作業です(笑)
しかし、これまたこのような古い水路の周囲には道標や石碑が多く、つまりはポケストップが充実。上の右上(2枚目)の写真は右側にお稲荷さんさんの赤い鳥居が写っていますが、ここも当然(?)ポケストップです。
右手にカメラ、左手にスマホでスマホは古地図とポケモンGOを切り替えながら…
住宅地で写真を撮るという、なんとも怪しい行動もポケモンGOを隠れ蓑にすれば全然大丈夫! …なんてことはないかもしれませんが、ブログの記事にすらならなそうなネタだけに、ポケモンや健康のためのウォーキングも合わせ技にすることで、もうしばらく続けることができそうです。
ちなみに上で貼っている暗渠写真は、下のエリアを歩いたときものもの。郷土の森博物館を拠点にして、先日記事にした下河原線の下河原駅付近や、近くの水路跡を探して歩いたときのものです。
郷土史の博物館である園内の充実振りは兎も角としても、南町付近は本当にタダの住宅地ですからね。今回も郷土の森博物館での昼食は、ラーメン屋「天下一」にて。600円のとんこつラーメンは醤油ラーメン同様に、ストレートな正統派のとんこつラーメン。それ以外に言葉はございません(美味しかったですよ)。
こんな私は街歩きの片手間(本当か?)にポケモンGOをやりつつ、現在レベル18。レアポケモンは未だ市内ではお目に掛かっておりません?