料理研究家の五十嵐豪です。
忙しくて夜遅く帰ってきても、しっかりしたおかずでごはん食べたい!そんなときに爆速で作れて捗る肉常備菜を紹介します。
メインの道具はレンジとボウルだけ。洗い物も減らせて、一人暮らしがガチで捗ります。
ポイントはザーサイ!うま味たっぷりの「肉みそ」
材料:作りやすい分量
- 豚ひき肉 300g
- 長ネギ 1/8本
- ザーサイ 20g
- みそ 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 小さじ1/2
- ラー油 小さじ1/4
作り方
- 長ネギ、ザーサイはみじん切りする。
- 耐熱ボウルに全ての材料を入れて混ぜたらふんわりラップし、600Wのレンジで火が通るまで7分ほど加熱する。
- 混ぜて塩こしょうで味を調える。
爆速料理とは思えない「手間をかけた風の味」を出すポイントはザーサイです。ザーサイは発酵食材なので、刻んで加えるとじんわりと滋味深いうま味が手軽に出せますよ。
まぶした片栗粉のおかげで、味がしみしみの「生姜焼き」
材料:作りやすい分量
- 豚こま切れ肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- 生姜 20g
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 酒 大さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 塩こしょう 適量
作り方
- 豚こま切れ肉に片栗粉をまぶす。玉ねぎは薄切りする。生姜は皮をむいてすりおろす。
- 耐熱ボウルに塩こしょう、ごま油以外の全ての材料を混ぜたらふんわりラップし、600Wのレンジで火が通るまで7分ほど加熱する。
- ごま油、塩こしょうを加えて混ぜる。
なんでこんなに味がシミシミなの〜。秘訣はお肉にまぶす「片栗粉」です。衣にお肉から出た肉汁の美味しさと調味料が混ざり合って、ご飯が進みすぎ廃人化必須です。
市販の唐揚げをよりおいしく!「鶏の南蛮漬け」
材料:2人分
- 鶏の唐揚げ(市販品) 200g
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/3本
- 水 200ml
- 酢 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 輪切り唐辛子 小さじ1/4
- こしょう 適量
作り方
- 玉ねぎは薄切りする。にんじんは千切りする。
- 耐熱ボウルに鶏の唐揚げ以外の全ての材料を入れて混ぜ、ラップをせずに600Wのレンジで5分加熱する。
- 鶏の唐揚げを加えて混ぜ、粗熱が取れたら密封容器に移して冷蔵庫で1時間冷やす。
お疲れモードの時には酸っぱ辛いおかずが染みわたるわ〜!市販の唐揚げをよりおいしく食べる方法としてもぜひ試してほしい。帰って5秒でビールと合体したい人は冷蔵庫に常備すると毎日幸せです。マジで。
ボウル一つで、レンジで爆速で作る肉常備菜を紹介しました。どれも簡単で絶品なのでぜひ試してみてくださいね。
プロフィール
五十嵐豪(いがらしごう)
日本全国の美味しい食を伝えることをミッションに、全国各地を講演やコンサルティングにまわり、農水省の海外向け和食PRサイトTaste Of Japanでレシピ動画に起用される。JETROの海外進出支援事業採択を受けてシンガポールで富山県南砺市役所のイベントプロデュースや現地雑誌での連載や料理教室をもつ。Jcom系列 Act OnTVの番組「男子料理道場」ではMCを担当。 学生時に所持金4万円・料理経験なしで料理研究家を始め、料理研究家とライター集団 株式会社フードクリエイティブファクトリーを創業。サンクチュアリ出版で定期的に自由な仕事を創り出す講演会を開催する。
Twitter: @GoGoIgarashi