首相 谷垣幹事長の交代視野に検討へ
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安倍総理大臣は、来月3日に行う自民党の役員人事で、谷垣幹事長ら党3役を続投させたい考えでしたが、けがで入院している谷垣氏の復帰のめどが立たないことから、谷垣氏らの交代も視野に入れて検討を始めました。一方、内閣改造では、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる意向を固めました。
安倍総理大臣は、新しい参議院議長など参議院の構成を決める臨時国会を来月1日に召集し、3日に自民党の役員人事と内閣改造を行う方針を固め、具体的な調整に入りました。
菅官房長官は、25日の記者会見で、「総理自身が内外の諸課題にしっかりと対処できるように適材適所で人事構想を練っていると思う。一億総活躍社会の実現、さらに総合的で大胆な経済政策を進めていくのに必要な人材を考えていると思う」と述べました。
このうち、自民党の役員人事について、安倍総理大臣は、先の参議院選挙で勝利したことも踏まえ、谷垣幹事長や二階総務会長ら党3役を続投させたい考えでした。しかし、サイクリング中に転倒してけがをした谷垣氏の治療が予想以上に時間がかかり復帰のめどが立たないことから、安倍総理大臣は、谷垣氏らを交代させることも視野に入れて検討を始めました。
一方、内閣改造で、安倍総理大臣は、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる意向を固めました。安倍総理大臣としては、第2次安倍内閣発足当初から閣内で安倍総理大臣を支えてきた麻生副総理や菅官房長官の続投で政権を安定させるとともに、経済の再生や沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画など、政権の重要課題の着実な前進を図るねらいがあるものとみられます。
菅官房長官は、25日の記者会見で、「総理自身が内外の諸課題にしっかりと対処できるように適材適所で人事構想を練っていると思う。一億総活躍社会の実現、さらに総合的で大胆な経済政策を進めていくのに必要な人材を考えていると思う」と述べました。
このうち、自民党の役員人事について、安倍総理大臣は、先の参議院選挙で勝利したことも踏まえ、谷垣幹事長や二階総務会長ら党3役を続投させたい考えでした。しかし、サイクリング中に転倒してけがをした谷垣氏の治療が予想以上に時間がかかり復帰のめどが立たないことから、安倍総理大臣は、谷垣氏らを交代させることも視野に入れて検討を始めました。
一方、内閣改造で、安倍総理大臣は、麻生副総理兼財務大臣と菅官房長官を続投させる意向を固めました。安倍総理大臣としては、第2次安倍内閣発足当初から閣内で安倍総理大臣を支えてきた麻生副総理や菅官房長官の続投で政権を安定させるとともに、経済の再生や沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画など、政権の重要課題の着実な前進を図るねらいがあるものとみられます。