鳥越俊太郎氏が決意 「東京は憲法を守るという旗立てる」
■都議会とは人間力をさらけ出して話し合う
――少子高齢化や保育問題はずいぶん前から俎上に載っていますが、ちっとも改善されません。
知事の本気度によるのでしょう。決意次第ですよ。本気になればできないわけじゃない。実際には都議会と話し合っていくことになります。知事が決めれば進むわけじゃないので、誠心誠意やっていくしかない。
――少数与党になりますが、都議会とはうまくやっていけますか。
僕の人間力をさらけ出して話し合うしかない。だまし討ちとか変な手を使うつもりはありません。当選したら、僕の後ろには都民の多数派がついているというのが大前提になります。都議も都民から選ばれていますが、都議は地域の代表で、都知事は東京都全体の代表。ある程度の差があるわけですから。
――都庁は約16万人の職員を抱える大組織で、伏魔殿という言われ方もします。かじ取りは大変です。