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シリア難民が自爆テロ? 負傷者は15人に ドイツ南部

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シリア難民が自爆テロ? 負傷者は15人に ドイツ南部

25日、ドイツ南部アンスバッハで、爆発後に現場一帯を警備する警察官ら(ロイター) 25日、ドイツ南部アンスバッハで、爆発後に現場一帯を警備する警察官ら(ロイター)

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ南部アンスバッハの中心部で24日夜、爆発が発生し、1人が死亡、15人が負傷した。死亡したのは爆発物を爆破させた容疑者の男。現場近くで開催中の野外コンサートを狙った自爆テロの可能性も視野に動機などを調べている。

 容疑者はシリア人の男(27)。約2年前にドイツ入国後、約1年前に難民申請を拒否され、ブルガリアへの退去を指示されていた。過去には自殺を試み、精神治療も受けていた。

 容疑者は犯行前、コンサートへの入場を断られていた。イスラム過激派との関係も捜査する方針。

 一方、独南部ミュンヘンの銃乱射事件で、独警察は24日、死亡した容疑者の友人であるアフガニスタン人の少年(16)を逮捕した。犯行計画を知りながら通報しなかった疑い。犯行直前には容疑者とも直接接触していた。

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