熊本地震で不明大学生の車発見 両親が引き上げを要請
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熊本地震で、ただ1人今も行方が分かっていない熊本県阿蘇市の大学生の両親などが、南阿蘇村で大学生が当時乗っていた車と同じ色の車の一部が見つかったとして、25日、熊本県に対し、車を引き上げるよう要請しました。
熊本県阿蘇市の大学4年生、大和晃さんさん(22)は4月16日に地震で崩落した南阿蘇村の阿蘇大橋付近を車で走行していたとみられ、3か月余りたった今も行方が分かっていません。
熊本県などは二次災害のおそれがあるとして捜索を中断していますが、大和さんの家族や友人らが24日、現場付近を捜したところ、阿蘇大橋から500メートルほど下流で前方部分が岩の間に挟まれた車が見つかったということです。車は当時大和さんが乗っていたものと同じ黄色で、ハイブリッド車を示す英語のロゴの一部も同じものであることが確認されたということです。
このため、家族たちは見つかったのは大和さんが乗っていた車の可能性が高いとして、25日午後、熊本県庁を訪れ、車を引き上げるよう要請しました。
父親の大和卓也さんは「自分たちの力では引き上げられないので、なんとか早急にお願いしたい。早く息子を家に連れて帰ってあげたい」と話しました。
これに対して、県の担当者は「今後どういう方法で捜索ができるか検討したい」と答えました。
熊本県などは二次災害のおそれがあるとして捜索を中断していますが、大和さんの家族や友人らが24日、現場付近を捜したところ、阿蘇大橋から500メートルほど下流で前方部分が岩の間に挟まれた車が見つかったということです。車は当時大和さんが乗っていたものと同じ黄色で、ハイブリッド車を示す英語のロゴの一部も同じものであることが確認されたということです。
このため、家族たちは見つかったのは大和さんが乗っていた車の可能性が高いとして、25日午後、熊本県庁を訪れ、車を引き上げるよう要請しました。
父親の大和卓也さんは「自分たちの力では引き上げられないので、なんとか早急にお願いしたい。早く息子を家に連れて帰ってあげたい」と話しました。
これに対して、県の担当者は「今後どういう方法で捜索ができるか検討したい」と答えました。