ヘイトスピーチは表現の自由といえるのか
在日韓国・朝鮮人を対象にしたヘイトスピーチをめぐり、橋下徹大阪市長が20日、在特会会長と面会した。お互いの怒号が飛び交って紛糾し、面談はわずか10分足らずで決裂した。特定の民族に対する憎悪や差別をあおる街宣活動は「表現の自由」と言えるのか。ヘイトスピーチの是非について考える。
怒号が飛び交った面談
20日午後、大阪市役所で面会に応じた橋下市長は、在特会(在日特権を許さない市民の会)の桜井誠会長に対し「民族をひとくくりにして評価する発言は大阪ではやめろ。参政権を持たない在日韓国人に言うのではなく、国会議員や政府に言うべきだ」と指摘。これに対し桜井会長は「朝鮮人を批判することがいけないことなのか。民主主義や言論の自由を否定するのはやめろ」と反論しヒートアップ。お互いの怒号まで飛び交った議論は全くかみ合うことなく双方の主張を述べるだけにとどまり、面談はわずか10分足らずで終了した。産経ニュースwest(10月20日)
在日コリアンが見た現実
ただの弱い者いじめなのか
日韓両国でヒートアップ
大阪高裁、1200万円の賠償支払いを命じる
朝鮮学校周辺での街宣活動で民族差別などをあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を繰り返されたとして、京都朝鮮学園が「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と会員らに損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が大阪高裁であった。森宏司裁判長は在特会側の言動を「人種差別」と認め、計約1200万円の賠償を命じた1審京都地裁判決を支持、在特会側の控訴を棄却した。韓国では安倍首相や加藤前支局長のマスクをかぶった人物が土下座…
安倍晋三首相と産経新聞加藤達也前ソウル支局長の面をかぶった2人が、朴槿恵(パク・クネ)大統領と韓国国民に謝罪するパフォーマンスを2014年10月13日午後、ソウル市の京郷新聞社前で行った。また、大韓民国オボイ(親の意)連合、ハンギョレ(同胞)青年団など保守系団体のメンバー約100人がデモも行った。公開された動画などをめぐり、日本国内では「これこそ名誉毀損ではないか」などとの批判が高まっている。
国連からの勧告
底流にあるもの
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法規制の是非「自由は無制限ではない」「表現の自由を死守せよ」
街宣活動で在日外国人への差別をあおるなどのヘイトスピーチ(憎悪表現)が問題となっている。ヘイトスピーチに対する法規制は必要か否か、元法政大教授の五十嵐仁氏とジャーナリストの木村太郎氏に見解を聞いた。
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対韓国ヘイトスピーチ 歴史捏造やメディアへの鬱憤が伏線か
相手を批判する時には明白な事実と、冷静さをもって行なうべきです。中国や韓国と同じ土俵に乗るのでは、国際社会から「日本も同じ」と見られかねません。―櫻井よしこ氏
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ネトウヨ批判の源流「排外・好戦的なのは大衆」という嘘にご用心
知識と教養を誇るエリートは多くの情報に接して、それを吸収しようとする。重要な問題にお手軽な「解決」を提供するプロパガンダはエリートにとって魅力的なのだ。一方大衆のプロパガンダに対する耐性は、政治的無関心と表裏一体だ。
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