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【プロ野球】

G打線てこ入れ 7連打3発大勝!! 4回に村田、ギャレット、小林誠

2016年7月25日 紙面から

DeNA−巨人 4回表1死一塁、左越えに勝ち越し2ランを放つ巨人・村田

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◇巨人9−1DeNA

 巨人が快勝。1点を追う4回に阿部の適時打で追い付くと、村田、ギャレット、小林誠が本塁打を放ち、一挙6点を奪った。マイコラスが7イニング1失点で今季初勝利。DeNAは今永が6月18日以来の登板で乱調。連勝は4で止まった。

    ◇

 負ければ3位転落の危機で、巨人・高橋監督が動いた。「流れがどうかなっていうのがあったから…」。5月29日から4番を任せてきた長野を1番に配置転換。代わりに、今季初めて阿部を据えた。後半戦は試合前まで22打数9安打、打率4割9厘。この打順変更が功を奏した。

 「こういう展開だと見ている方は気楽というか、良いんだけどね」。指揮官が相好を崩したのは4回だ。1死から、坂本の二塁打を皮切りに阿部の同点打→村田の12号逆転弾→ギャレット14号ソロ、そしてトドメは小林誠の2号2ランと一挙6点を奪う猛攻。2013年4月24日(DeNA戦)以来の7連続安打を見せ、9回には再び4連打で2点を追加した。

 「勝負強さはずっとありましたし、打順に関係なく良い結果を残してくれた」。高橋監督は、阿部の4番起用に関してそう目を細めた。

 阿部が4番起用を聞かされたのは試合前の練習中。それでも、気負うことなく2安打3打点と抜群の勝負強さを発揮し「(役割は)変わらないよ。いい形でカープと戦えると思います」と26日から本拠地で迎え撃つ広島3連戦を見据えた。

 「勝たないと。今日のような戦いができれば…」。まだコイの背中は遠いとはいえ、高橋監督も広島戦へ向け力を込めた。ゲーム差は10。奇跡の扉を開くためにも、勝って勝って勝ち続けるしかない。 (園田佳子)

 

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