スマートフォンのゲームソフト「ポケモンＧＯ」をめぐって、愛知県の大村知事は、夢中になりすぎて交通事故などに巻き込まれることが懸念されるとして、車や自転車を運転しながらゲームをすることは絶対にやめるよう注意を呼びかけました。
このなかでは、歩きながらのスマートフォンの操作は視野が狭くなるうえ、ゲームに夢中になりすぎると、交通事故などにあう危険性がさらに高まるとして、公共マナーを守るよう呼びかけています。
また、車や自転車を運転するときはスマートフォンを操作したり画面を注視したりすることが禁止されているため、ゲームをしながらの運転は絶対にやめるよう強調しています。
大村知事は、記者会見で、「マナーをしっかり守り、交通安全にも気をつけて楽しく利用してほしい」と述べました。
一方、名古屋市によりますと、一般の人の立ち入りが禁止されている市内の貯水施設が、ゲームのアイテムを入手できる地点になっているうえ、施設に侵入している人がいるという通報が寄せられたということです。
名古屋市の河村市長は、２５日の記者会見で、「水源地はしっかり守らないといけない。ここは入らないで欲しいという場所については、割り出す必要がある」と述べ、対策を検討する考えを示しました。