ミュンヘン=喜田尚
2016年7月25日11時23分
ドイツ南部シュツットガルトから南に約30キロのルートリンゲンで24日夕、若い男が路上で女性になたで切りつける事件があり、女性は間もなく死亡した。ほかにも男女2人がけがをした。地元警察は間もなく男を逮捕したが、テロ事件の可能性は否定している。
ドイツ・メディアによると、切りつけた男はシリアから入国し難民申請した21歳で、死亡した女性と直前に口論していたという。女性とは知り合いだったとみられ、警察の報道官はDPA通信に「感情のもつれが原因とみられる」と話した。男は直後に現場から逃げたものの、車にはねられて頭にけがをしたという。
ドイツでは22日に南部ミュンヘンの大型ショッピングセンター付近で18歳の男が銃を乱射し、9人を殺害、35人にけがを負わせて自殺したばかり。また、18日には南部ビュルツブルクで昨年アフガニスタンから1人で入国し難民申請した少年(17)が列車内でおので乗客らを襲撃、4人に重傷を負わせて警察の特殊部隊に射殺された。(ミュンヘン=喜田尚)
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朝日新聞国際報道部
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