ポケモンGOが人気の任天堂 一転してストップ安に

スマートフォン向けのゲームアプリ、ポケモンGOの人気で、株価の上昇が続いていた大手ゲームメーカーの任天堂の株式は、25日は一転して売り注文が集中し、1日の値下がり幅の限度となるストップ安水準で取り引きを終えました。
任天堂はポケモンGOの開発に関わったことから、今後の業績に対する期待感が高まり、株価の上昇が続いていて、アメリカで配信が始まった今月6日と比べ、先週金曜日の終値は、ほぼ倍になっていました。
しかし、先週金曜日の夜、会社が「ポケモンGOが業績に与える影響は限定的」などと発表したことを受けて、25日は取り引き開始直後から売り注文が集中しました。
結局、任天堂の25日の終値は先週金曜日より5000円、率にして17%余り急落し、2万3220円となり、1日の値下がり幅の限度であるストップ安水準で取り引きを終えました。
このほか、連携したサービスを展開する外食大手の日本マクドナルドホールディングスの株式も先週金曜日よりも420円、11%余り下落するなど、関連する銘柄は軒並み下落しました。