YASUHIRO の 独り言
山と医療の本音トーク
7月25日(月)
沢登りの壷は最後の源頭の詰めにある.最後水が枯れ出して源頭に近づくとこの時期お花畑が広がる.先日の薬師沢も素敵だったが大白水谷も源頭にはお花畑が広がっていた.ウーン素晴らしい、この世の楽園か、人が立ち入らないから自然がそのまま残っているのである.登山道からそれほど離れている訳ではないがここは登山道からは這松で隔離されているので登山道側からは頑固な藪漕ぎになるので安易に立ち入れない.沢屋の楽園となっている.
僕たちにとって白山は最高の遊び場、冬はスキーゲレンデ、夏は天然プール.まだまだ見てない素敵な場所があるに違いない.
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大白水谷源頭も楽園でした
7月24日(日)
今日も深夜1時に起きて平瀬へ車を走らせた.深夜3時半平瀬登山口発と大魔人と約束してある.大白水谷から御前峰を目指そうと言う作戦である.昨年は新たな5本の谷をつめて御前峰のピークに立った.梅雨明した今シーズンまず一本目の言う事で大白水谷を選択.事前の情報はほとんど見てないので何が出るか楽しみである.
暗闇の中平瀬道登山口から少し手前の橋に戻り川に入溪,僕たちのスタートは暗闇が定番だが、真っ暗の沢は正直単独では避けたいが仲間がいれば問題ない.ガンガン遡行して行く.小一時間歩くと転法輪谷との分岐に着いた.次回はここも狙ってみるか。
二俣を少し進むとまず大きな滝が出た.直登するか迷ったが少しヤバそうなので右岸から高巻いたがこれも厳しくて行き詰まり30mの懸垂下降でもう一度沢に下りる.滝を直登してみたら意外と行けて安堵、この先も大小の滝が連続して続いた.時間はかかるが中々標高が上がらない.空は青空、暑くなって来たが沢の中はクーラー、超気持ち良く遡行して行く.たまにシャワークライムでクーリング、この時期沢に行かずしてどこに行こう.
さあ標高が2200mを越えると平瀬道を歩く登山者の声がした。2237mで水が途切れたので登山靴に履き替えた。ここから上はお花畑だった.黄色、紫、白、黒色とりどりの花が咲き乱れていた.花を楽しみながらドンドン高度を上げて山頂直下の登山道に飛び出した.
奥社でお参りして今日も無事に着けて有り難うございます.山頂では知り合いの山屋さんから声を掛けられビックリポン、さあ記念写真を撮ったらダッシュで下山です.途中トレラン風のお兄さんを追い抜いたらお兄さんの闘争本能を刺激した様でガチバトルになった.暑いのでメットを脱いでいたらまた抜かされた.
僕も大魔人もさらに火が付いてしまった.抜くしか無い,もう走りまくって途中でぶち抜いて無事登山口に着いた.ウーン今日もマンダムでした.
3.30 1250m 平瀬道駐車場発
4.24 1350m 二股/転法輪分岐
4.57 1450m 第一滝
7.40 1800m
8.25 2000m
9.07 2237m 沢靴から登山靴に
11.00 2720m 御前峰山頂
11.10 2720m 御前峰発
12.10 2030m 大倉避難小屋
12.56 1250m 平瀬道駐車場
7月23日(土)
山以外の趣味で山に最も役に立つのはチャリである.体力作り、林道アプローチ、達成感、スピード感どれを山やスキーに通づるものがある。有峰林道で言えばゲートから折立まで距離20km、標高差1000m、重荷を背負って走った先日は1時間半、空荷で走れば1時間少々なので自動車に比べてもそれほど時間のロスは無い.折立は何度も通っているが自動車を使った記憶はここ10年ほど無い.いつもチャリだ.白山公園線もこれから自動車規制が始まるが面倒なバスを考えればチャリならいつでも走れて時間も市ノ瀬から30分ほどなので使わない手は無い.登山以外の趣味でマラソンやジョギングをする人は多いが自分は走る事に一切興味は無い。やるならチャリしか無い.
やっぱチャリしかないな バックは チャリミネンコ
7月22日(金)
昨日は気分はすっきりしていたが疲労感は強かった.ハード山行の翌日の仕事は忙しい事が多いがやるしかない。いつも思う事だが標高の高い北アの沢ではアブや虫に悩まされる事があまり無い、薬師沢でも虫が寄って来ないからとても快適だった.小バエなら良いがアブは最悪だ.薬師沢は水がきれいで美味しかった.遡行中も雄大な水晶方面の景色を見ながら夏が来たんだと感動しきりだった.
水はきれいで美味しかった
雄大な水晶方面の景色
青空に雲 これぞ夏本番
7月21日(木)
鉄は熱いうちに打て と言わんばかりに早起きして昨日の記録をアップした.薬師沢左俣は何度も訪れているが昨日ほど好条件だった記憶は無い.予定通り午後になると気温が上がり雲が湧いて来たが、北ノ俣岳に抜ける午前中は快晴だった.
足は冷たくはないが水に全身浸かるとさすがに寒かった.快晴だからちょうど良かったが曇っていたり雨だったらかなり辛いだろう.標高の高い北アの沢は晴れが絶対条件だ.この辺り色々な沢を巡っているが赤木沢同様薬師沢左俣は危険な場所も少ないので初心者でも連れて行ける.
それにしても沢の上部はこの世の天国だった.生きてて良かったを連発しながら楽しんだ.
この世の天国
7月20日(水)
先日の200名山巡りは癒し系であったが今日は完全燃焼系だった.昨夜23時に自宅を出て有峰林道ゲートに向かう.車は朝6時に通れる、暗くなる覚悟ならそれでも良いが、沢に入渓するなら午前中に抜けないと危険だ.大型トラックが行き交う危険な時間帯は避けて深夜1時にスタートした.ロードならいつも大体1−1時間半で折立に着く.
沢道具たっぷりを担いで重くないと言えば嘘になるがスキーを担いでMTBで漕ぐより遥かに楽だ.荷が重いので得意のダンシングは出来ないがガシガシ漕いで行く.暑い、路面は良くて1時間で有峰湖に着いた.ここから湖を回って左折すると斜度は増しさすがにダンシングでないと漕げなかった.1時間半で折立に着いた.
さすがにここまで来ると涼しい,チャリをトイレ裏にデポしてエネルギーを取って登山靴に履き替えスタートだ.三角点まで47分いいペースだ.五光岩ベンチで休憩、夜が明けた.白山に朝日が射す、雲海もきれいだ.今日も来て良かった.ひと登りで太郎平に着いた.5時半だ.小屋からは続々登山者が出る準備をしていた.ここで休憩していざ薬師沢へ.
ガンガン下りると薬師沢左俣出合に着いた.ここで沢靴に履き替える.今日はチャリ靴ー登山靴ー沢靴と三足準備した.単独だから急がない、今日はまったり遡行して写真をバシバシ撮る.前回の岩井谷は足が冷たく難儀したので今日はネオプレーンソックスの下に薄手の靴下を履いた.これで全然冷たくなかった.左俣はヤバいところが少ないので単独でも問題ない.今日は貸し切りか?良い滝で自撮りするものだから何度も往復するので時間はかかる.でも楽しい,たまに滑って全身水に浸かるとさすがに寒い.
滝は大体巻いた.振り返ると薬師岳、水晶岳が素晴らしい.2300mを過ぎると沢は緩やかになり正面に北ノ俣の稜線が見えて来る.ここも高山植物の宝庫だ.素晴らしい天国だ.歩く時間より写真を撮る時間が長かった.
こんな天気のよい薬師沢は初めてだった.大正解だった.水はだんだん細くなりついに枯れた.ここで登山靴に履き替え稜線を目指す.草原を歩くと稜線登山道に飛び出し少し歩いて北ノ俣岳に着いた.今日も頑張って良かった.ここから折立は長かった.ガンガン飛ばしたいところだがあまりにも景色と花がきれいで写真を撮り過ぎた.
太郎平に着くと人も少なく曇って来たので写真は諦め一気に下る.2時間弱で折立に着いて,チャリにまたがれば後は自動運転だった.14時間の完全燃焼だった.素晴らしい写真がたくさんあり過ぎてアップに困る.
1.00 390m 有峰林道ゲート発
2.03 1100m 有峰ダム
2.30 1350m 折立着
3.00 1350m 折立発
3.47 1870m 三角点
5.29 2350m 太郎平
6.41 2040m 薬師沢左俣出合
7.12 2040m 薬師沢左俣出合発
10.02 2440m 赤木平
11.23 2661m 北ノ俣岳
12.33 2300m 太郎平小屋
13.37 1870m 三角点
14.15 1350m 折立着
14.33 1350m 折立発
15.05 390m 有峰林道ゲート着
7月19日(火)
早朝の奥志賀高原は涼しくてとても気持ちが良かった.冬場はスキーで来た事は何度かあるが夏場に来る事は滅多に無いので新鮮だった.以前はスキーで賑わったこの辺りも最近のスキー人口の減少から廃業しているホテルもチラホラ見受けられた.奥志賀高原の下りではチャリダーと何台もすれ違った.羨ましい、自分もウズウズして見ていた.下るにつれガスが出て来て曇り空になって行った.
上信越道に乗ってさてどこで食事をしようかと迷った.妙高SA、名立谷浜SAで下りてみたが今一だった.やっぱこの辺りでは蓮台寺SAのラーメンとん太しかないだろう。この店登りにも下りにもあるが高速の食事処としては中々良い、朝7時から夜11時まで開店しているのも嬉しいじゃないか、最近はすっかりお気に入りとなっている.一度利用してサービス券をもらうと次回はラーメンのトッピングがただとなるのも嬉しい.餃子-ラーメン定食を頂いて大満足で金沢に帰った.
北陸のすっかり梅雨明けの様な天気になった.明日は北アの沢に行くしかないかな.
朝の奥志賀高原は最高に気持ち良かった
北陸道の食事処 とん太 はお気に入り
7月18日(月)
夕方志賀高原で温泉に入り登山口で車中泊、今日は6時間は眠れそう.熟睡して朝2時半に起きた.3時には出よう.日が出てからは絶対に登りは嫌だ.暗闇の中黙々と登る.標高差は700mだから楽勝だ.ひと登りで日の出に間に合う時間に山頂に着いた.貸し切りかと思ったら女性が一人、大きなザックを背負っていた.どこから来てどこへ行くのだろう.この人も自然を楽しむ自由人か?
山頂の小屋で朝食を食べて休んでいると晴れて来た.今日も来て良かった.岩菅山もすてたもんじゃない.200名山巡りも楽しい、帰りはダッシュで下りて早朝の奥志賀高原でまったりしている.やっぱ山は楽しい.
3.00 1580m 岩菅登山口
4.20 2070m のっきり
4.38 2295m 岩菅山着
5.15 2295m 岩菅山発
6.33 1580m 登山口
何やるの? 山でしょう!!
7月17日(日)
土曜仕事を終え夜6時半高速を飛ばして六日町を目指した.中ノ岳に登る.今年の1月に越後駒を登った時山頂から見えた中ノ岳にドキッとした。越後三山の一つで200名山でもあるこの山に登らなければ、折角だから周回ハードコースとしよう.
深夜登山口十字峡に着いて三時間仮眠してスタートだ.この時間に出ないと暑すぎだろう.今日も寝不足でペースは上がらない.蒸し暑い朝だ.林道を歩いて登山口に着いたらひたすら尾根の急登を登って行く.丹後山に着くと涼しい風が吹いていた.ここからは半時計回りに中ノ岳を目指す.
アップダウンが多くてしんどい、途中で丹後避難小屋に泊まっていた登山者を抜いた.中ノ岳の途中で時計回りに周回して来た登山者とすれ違う.この人も中々の健脚だ.中ノ岳手前で雨が降り出しカッパを着る.山頂には誰もいなかった.越後駒が凛と聳えていた.
さあ帰るか,ダッシュだな,少し下ると暑いのでカッパを脱いだ.小雨が降っているが暑いので濡れてちょうどだ.ガンガン下ろう.山頂から二時間で登山口に着いて周回を終えた.明日はどうしようか.まずは温泉に入ってからだな.
3.15 456m 十字峡登山口発
3.50 537m 林道登山口
6.40 1808m 丹後山
7.10 1831m 大水上山
7.33 1925m 兎岳
9.21 2085m 中ノ岳
9.30 2085m 中ノ岳発
10.29 1560m 日向山
11.33 456m 十字峡登山口
時計回りのコースは上 僕は半時計回りにした
中ノ岳 待ってなさい!!
越後らしい稜線歩き
利根川水源だそうで
越後駒(右)と中ノ岳
霧雨じゃー濡れていこう
これ以前は全て消去しました。何を書いたかも覚えていません。
毎日が完全燃焼出来る様な日々を送りたい、人生は長い様で短い。
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