日韓外相 慰安婦問題巡る合意の着実履行で一致
ラオスを訪れている岸田外務大臣は、韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相と会談し、慰安婦問題を巡る日韓両政府の合意を受けて韓国側が近く設立する元慰安婦を支援する財団に、日本側が10億円拠出することなどを誠実かつ着実に履行していくことで一致しました。
岸田外務大臣は、訪問先のラオスで日本時間の25日午前、韓国のユン・ビョンセ外相と会談しました。会談の冒頭、岸田大臣は「去年12月の日韓合意以降、両国の関係は前向きに進展している。北朝鮮による核実験やミサイルの発射への対応でも円滑に意思疎通を図ることができ、関係が前進している表れだと思っている」と述べました。
そして会談では、ユン外相が慰安婦問題を巡る去年の日韓両政府の合意を受けて、韓国側が今月中にも設立するとしている、元慰安婦の女性たちを支援する財団の準備状況を説明し、両外相は、日本側が財団に10億円を拠出するなどとした合意内容を、誠実かつ着実に履行していくことで一致しました。
また、両外相は、北朝鮮による核・ミサイルの開発について、アメリカを含む3か国で緊密に連携して、北朝鮮に対しあらゆる挑発行動を自制するよう求めていくとともに、拉致問題の解決に向けて引き続き協力していくことで一致しました。
そして会談では、ユン外相が慰安婦問題を巡る去年の日韓両政府の合意を受けて、韓国側が今月中にも設立するとしている、元慰安婦の女性たちを支援する財団の準備状況を説明し、両外相は、日本側が財団に10億円を拠出するなどとした合意内容を、誠実かつ着実に履行していくことで一致しました。
また、両外相は、北朝鮮による核・ミサイルの開発について、アメリカを含む3か国で緊密に連携して、北朝鮮に対しあらゆる挑発行動を自制するよう求めていくとともに、拉致問題の解決に向けて引き続き協力していくことで一致しました。