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ポケモンGO、各地でトラブル 宅地侵入や警報

2016/7/22 23:48
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 「ポケモンGO」の配信が日本でも始まった22日、関連商業施設はプレーを楽しむ人たちでにぎわう一方、各地でトラブルも起きている。

「ポケモンGO」の配信が始まり、歩きスマホへの注意を呼び掛ける警察官(22日午後、東京都新宿区)

 東京都墨田区の東京スカイツリーそばの「ポケモンセンタースカイツリータウン」。普段は関連グッズを買い求めるファンらが多いが、この日はスマホ片手に歩き回る人々の姿が目立った。

 都内の高校1年の女子生徒5人組はお目当てのポケモンは見つからなかったものの「これから集めていくのが楽しみ」。栃木県さくら市の男性会社員(34)は「駅のホームで歩きながら遊んでいたら何度も人にぶつかりそうになった」と話す。

 ゲームにはポケモンをカメラ撮影する機能もあり、さいたま市の男性会社員(33)は「見知らぬ人が画面に映ることもあり、盗撮と間違われかねない」と心配する。

 プレー中に立ち入り禁止区域に近づくなどのトラブルも相次いだ。

 熊本市では午前11時半ごろ、20代とみられる男性が熊本地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域に入ろうとしたが、城の案内人が危険だと説明すると立ち去った。

 京都市上京区の京都御所では午後0時半ごろ、プレーに夢中の大学1年の男子学生(18)が塀に近づいたため、侵入防止用の警報音が鳴り響いた。宮城県大崎市の集合住宅では午後3時ごろ、プレーしながら入ってきた中国籍の男性2人と住民がトラブルになり、警察官が駆け付けた。

 警察はブームの過熱による事故などを危惧している。

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