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LINEで最後に「!」とか「。」を付けない人に言いたいこと――18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」

週刊SPA! 7月24日(日)9時10分配信

「17歳Hカップ黒ギャル支配人」として日刊SPA!に登場以来、大反響を巻き起こしてきた“このみん”こと園田好(そのだこのみ、18歳)。若くして様々な仕事の経験を経てきた彼女が綴る人生&ビジネス論コラム。

◆LINEでは「感情も伝える」

 わたしがLINEでメッセージを送るときに心がけていること。それは、「相手に感情も伝える」ということです。

 とまぁ、今回は結論のようなことから入りましたが、多くの人に伝えたいことだからこそ最初に書いてみました。

「相手に感情を伝える」というのがどういうことかというと、たとえばわたしが自分のお店のスタッフのみんなにLINEで何かお願いしたとします。お店の方針のことだったり、告知に関するツイートをリツイートして欲しいということだったり、まぁいろいろとそういう機会はあるものです。

 で、こういうとき、だいたい3パターンの返信があるんです。

・パターン1:「わかりました!」

・パターン2:「OK」という内容のスタンプで返す

・パターン3:「わかりました」

 この3つについて考えてみましょう。

◆「わかりました」の何が問題か?

 まずパターン1は、何の問題もないと思います。最後の「!」が爽やかで元気良くて素敵です。

 で、パターン2。まぁ、元気はいいし明るいけど、仕事のことを一応目上の人から頼まれてるって考えたら、スタンプは良くないですね……。

 そして、パターン3。これはイチバン良くない、というか、悪いと思うんです。なぜなら、そう、感情が伝わってこないから。

 たとえあっちが「わかりました!!!!」の気持ちで「わかりました」と送っていたとしても、こっちは「わかりました」という最後のマルも何もない文章でしか受け取れないから、「あ、もしかして面倒くさいのかな……」とか余計に考えてしまうんですよね。

 調べてみたら、メールとかの文章の最後にマル(句点)を付けないのはマナー違反ではないらしいんですけど、そういう文章マナーとかの前に、受け取った相手がどう感じるかを考えないのは、その時点で人間関係のマナーに違反してると思います。

 ということでわたしは普段、すごく仲の良い人は逆に例外として、特に仕事で関わる人とLINEするときには必ず文章の最後に「!」や絵文字を付けるようにしてます。

 面倒くさいという気持ちは理解できなくもないけど、わたしと同年代の若い人たちには、相手に感情を伝えないLINEを送る人が多いように感じるんですよね。

◆「メールにギャラ書いてない問題」も考える

 相手がどういう感情でメールを受け取るか想像して送る、ということで言えば、大人の方でも「マジかよ」と思ってしまうほど出来ていない人もいます。

 いちばん多いのが、仕事を頼むときに“詳細”を書いてないパターン。

「時期はいつ頃なのか?」

「場所は決まってるのか決まってないのか?」

「ギャラは出るのか?」

「出るとしたらいくらなのか?」

「そもそもこちらは何をすればいいのか?」

 メールを読んだ相手がこういう疑問をもつだろうなって想像すれば、それについては必ず書けると思うんですけどね。ギャラについてなんて特にですよね。

 感情も含めて、伝えるべきことはちゃんと伝える。文章で伝えきれないなら、電話するか直接会って話したいと伝える。なんでもLINEで済ませてしまいがちな時代も問題なのかなとも思いますが、わたし自身はそういうことを守っていきたいと思います。

  ◆ ◆ ◆

【編集部よりお知らせ】

 次週より、本連載は読者の方からの疑問や悩みにこのみんが答えるコーナーにリニューアルします。18歳女支配人独自の「ミカタ」でみなさんの悩みをズバッと答えるこのみんをお楽しみください。

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※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。

【園田好(そのだ・このみ)】

1997年仙台市生まれの18歳。15歳で単身上京後、渋谷のガングロカフェ店長に。現在は秋葉原にある「タレントリゾートカフェ」の支配人を務める。

・Twitterアカウントは @konomin_sama

・Instagramアカウントは konomin_sama

・ブログは http://ameblo.jp/konomin1221/

<撮影/長谷英史 撮影協力/パセラリゾーツ 秋葉原電気街店8Fルーム「GARDEN SUITE」http://www.pasela.co.jp/shop/akiba_denki/>

日刊SPA!

最終更新:7月24日(日)9時31分

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