暑い夏の夜。その寝苦しさから、「エアコンをつけたまま眠る」という方が多いのではないでしょうか。すると翌朝、体がズーンとだるく重く……。「朝から元気がでない」なんてことになりがち。そんな朝は、ヨガのポーズで体を伸ばしてみませんか?
ここでは、ヨガインストラクターの筆者が毎朝おこなっている”活力がみなぎるヨガポーズ”を、3つご紹介していきたいと思います。
■1:さるのポーズ
まずは、寝起きの凝り固まった首や肩、背中を大きく伸ばすことができる“さるのポーズ”です。伸びの気持ち良さに加えて、背中・二の腕・足の引き締めにも効果的です。
【さるのポーズ・プロセス】(鼻呼吸で5呼吸)
(1)床に膝立ちになり、左足を1歩前に踏み出す。
(2)息を吸って、両手を後ろで組む。
(3)息を吐きながら、重心を前に移動。背中を反らして視線を天井に向けたら、5呼吸キープ。
(4)息を吸いながら、ゆっくりと体を元の位置に戻し、反対側も同様におこなう。
■2:弓のポーズ
続いて、体の前面・背面の両方を心地良く伸ばすことができる“弓のポーズ”。背中のだるさを和らげたり、腸を刺激して便通を良くしたり、胸を大きく開いて呼吸することで前向きな気持ちにしたりする効果が期待できます。
【弓のポーズ・プロセス】(鼻呼吸で5呼吸)
(1)床にうつ伏せになり、足を腰幅に開く。
(2)息を吸いながら、かかとを高く持ち上げるのと同時に背中を反らす。手で足の甲をつかみ、5呼吸キープ。
(3)息を吐きながら、ゆっくりとうつ伏せの姿勢に戻る。
■3:ダウンドッグ~足上げ
3つめ“ダウンドッグ”は、腰や背中だけではなく、手先・足先まで気持ち良く伸び、全身にエネルギーがみなぎるポーズです。そのため、気力や意欲がない朝におすすめ。肩こりを改善する効果にも期待できます。
【ダウンドッグ~足上げ・プロセス】(鼻呼吸で5呼吸)
(1)床に四つん這いになる(手は肩幅・足は腰幅に開く)。手の指はしっかりと大きく開き、足の指はつま先を立てて。
(2)息を吸いながら、お尻を天井に向かって高く持ち上げる。
(3)首・肩の力を抜き、かかとは出来るだけ床に近付ける。かかとがつかない方や足に痛みがある方は、膝を曲げても良い。
(4)ダウンドッグのポーズが整ったら、右足を後ろに蹴り上げて5呼吸キープ。左足も同様に。
(5)左足を床に下ろしたら、膝を曲げてゆっくりと四つん這いの姿勢に戻る。
朝、体をしっかりと伸ばしてあげることで、活力がみなぎり、気持ちも前向きになります。出勤前・外出前に取り入れて、1日を元気に過ごしましょう。
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