まずはこちらの画像をご覧いただこう。
7月17日(日)から7月24日(日)までのアクセス数のグラフである。
ご覧いただければお分かりいただける通り、7月17日(日)のトータルアクセス数が22なのに対して7月24日のトータルアクセス数は5401。
約1週間でアクセス数が245倍になったのである。
ちなみに、あまり自信満々に言うのも悲しいが、ホッテントリはおろか新着エントリー入りも果たしていない。
つまり、99%が検索流入なのだ。
このトータルアクセス245倍に対する考察を、ポケモンGOのある記事を使ってお話し指せていただこう。
ポケモンGOの記事
まず、その245倍という大爆発を起こした記事が
こちらの記事である。
ちなみに僕は、当該記事の公開前からある程度のアクセスが呼び込める自信があり、「このタイトルとこの内容で記事を書こう」ということはポケモンGO国内リリース前から決めていた。
それが結果として目論見通りになったというわけである。
記事を書いた経緯
まず、ポケモンGOが日本で配信される前、世界で配信された直後に、ポケモンGOに対してこのような感想を持った。
「地域によって出るポケモンが異なったり、現地に足を運ばなければ主要なアイテムが手に入らなかったり他のプレイヤーとバトルが出来なかったりするのか・・・。」
「このゲーム、地域情報系のブログとめっちゃ親和性高くね?www」
曲がりなりにも「横浜」をテーマに掲げている僕は、ポケモンGOにより横浜の観光スポットへの訪問者がさらに増えるような相乗効果が得られるような記事を書いてみようと思ったのだ。
(間違っても雑記が死ぬほど多いことには触れてはならない。)
と同時に、弱小独自ドメインではあるが
「ポケモンGO 横浜」
というキーワードでGoogleの検索結果1ページ目を狙うことにしたのである。
気を付けたこと
あくまでも横浜がメイン
まず僕がこの記事を書くにあたって一番気を付けたのが
「"ポケモンGO"よりも"横浜"にウェイトを置く」
ということである。
僕のブログは別にゲームの攻略ブログでもなければポケモンのブログでもない。
あくまでもテーマは横浜なのだ。
その為、記事を見ていただければわかる通り、ポケモンが全く出現しない場所や電波が全く入らない場所でも、観光地としてオススメしたい場所は取り上げている。
ポケモンGOをきっかけに、今まで知らなかった横浜の観光地をついでに知ってもらえたら、という僕の使命感が伝わってくるはずだ。
ポケモンGOも軽視しない
横浜にウェイトを置くとはいえ、「ポケモンGO」は強豪がひしめくキーワード。
僕のブログのように無名で、かつブログスタート時から独自ドメインで開始するという暴挙に出ているので、内容が希薄では検索結果の上位に食い込むのはかなり難しい。
であれば、ポケモンGOもしっかりと情報収集をして、内容を濃くしなければならないと考えたのである。
実際、ポケモンGOが国内リリースされた直後から横浜の観光スポットをチャリンコで走り回り、実際にポケモンGOをプレイしまくった。
画像の最適化
上で紹介した記事を見ていただければわかる通り、かなり大量のスクリーンショットや写真を掲載している。
その為、そのまま画像載せたらページの読み込み速度が悲惨なことになることは目に見えてたし、何よりもGoogle先生の評価が下がりまくる。
僕の今回の命題は「Google検索結果の1ページ目」である。
なので、こちらの
画像の最適化を行ってくれるサイトで、全画像を圧縮して掲載した。
弱小は弱小なりに出来ることをしたということだ。
記事作成から公開まで
ポケモンGOが配信されたのは7月22日で、金曜日だ。
初日ももちろんみんなポケモンGOをやるかもしれないが、どう考えたってサラリーマンたちも参入してくる土日が一番みんなポケモンGOをプレイするのだ。
だから、土曜日の朝、遅くても午後までには記事を公開しようと考えてた。
ただ、配信日に回れた横浜の観光スポットは3か所。
さすがにこれだけでは内容がペラペラ過ぎると思い、翌日の7月23日土曜日、朝7時に起きて横浜中の観光スポットをチャリンコで回り倒し、結果的に7月23日の夕方に記事の公開にこぎつけたのだ。
検索結果
結果的に、記事の公開初日(ポケモンGO国内配信開始2日目)にGoogleの検索結果1ページ目の4番目に掲載してもらうことが出来た。
ただ、検索結果1番目から3番目までは内容がすっからかん過ぎたので、ぶっちゃけ3番目以内には載れる自信があっただけに少し残念だ。
このときばかりははてなドメインで始めれば良かったと後悔した。
「ポケモンGO」というキーワードの考察
配信開始直後がピーク
僕は、「ポケモンGO」というキーワードは、1ヵ月くらいは安定したアクセスを呼びこんでくれるかもしれないが、配信開始直後の土日ほどのエクスプロージョンはもう起こらないと考えている。
「トレンドキーワードであれば何でもそうだろ」と言われればそれまでだが、ポケモンGOの場合は「一定程度のアクセス」ならもうちょっと稼がせてくれるかもしれないので、減り方は少しゆるやか、という点が他のトレンドキーワードとは少し異なる。
大爆発が最初で最後である理由
ポケモンGOは、世界的な話題を呼び、日本での配信は散々じらされるという状況に置かれた。
日本ではプレイは出来ないのに、海外で大人気になっているという話題は毎日のように聞かされる。
なので、配信直後は
「なんかすごい話題になってるし、ちょっとだけやってみるか。」
という野次馬的なプレイヤーが大量に沸くのだ。
つまり、配信直後の土日はポケモンファン、ゲーマーに加えて野次馬プレイヤーたちも参戦するというカオスな状況になった為に他のゲームではありえない爆発が起きたのだ。
ただ、こういう野次馬プレイヤーたちがやっかいなのは「すぐに飽きる」という点だ。
別にポケモンが好きなワケではないし、普段ゲームは全くやらない、という人が「話題になってる」という理由だけで始めるので、当然と言えば当然だが。
減り方は緩やか
しかし、ナイアガラのごとくアクセスが急降下するのか、というとそんなく、ゆるやかに減少していくと思う。
なぜなら、ポケモンは根強いファンがいるし、ゲーマーたちはとことんやりこむような人たちも多くいるからだ。
彼らが飽きるまでは、「ポケモンGO」は今後も一定程度以上のアクセスは維持してくれるはずだ。
何より、まだ実装されていない機能があったりして、今後もアップデートが控えていると思われる。
「配信開始」というイベントほどの大爆発は起こせないが、アップデートなどで小爆発程度は今後も起こるかもしれないだろう。
余談
この横浜公園に大量の人が集まっている現象は、間違いなく僕の記事が引き起こしたものであると自信を持って言える。
なぜなら、僕が7月23日に公開した記事で一番ごり押ししたのが「横浜公園」だし、僕が記事を公開した時点では誰もポケモンGOと横浜公園に関する記事は書いていなかったからだ。
仮に横浜公園をオススメするようなことを誰かがネットで書いていたとしても、少なくとも自分で実際に捕まえたレアポケモン6匹のスクリーンショットを載せ、ポケストップ10箇所と広範囲なポケモン出現エリアの効率性について言及する程の具体的な裏付けを提示したページは7月23日の時点では存在しなかった。
このニュース記事の真下にあるのが僕の記事であることが何よりの証拠であろう。
仮にそうだとするならば、「Google検索結果の1ページ目掲載」という目標、ひいては冒頭でお話しした
「ポケモンGOにより横浜の観光スポットへの訪問者がさらに増えるような相乗効果が得られるような記事を書いてみよう」
という途方もない野望も、少しは実現できたと言えるのではないだろうか。