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【ソウルから 倭人の眼】
噂を扇動・蒸し返してバッシング そうかと思えば「日本に学べ」の大合唱…韓国人はなぜこれほど騒々しい?
あれからまだ1年もたっていない。北朝鮮の核実験や長距離弾道ミサイル発射といった、その後の現実を直視すれば仕方がないことなのだが、中国との関係で韓国は完全な方針転換をしたように映る。中国側に向かっていた韓国は、今は中国に尻を向けて真逆に走り始め、真逆に戻っている。
気付いた時には戻れないものでも構わない。韓国は戻るのだ。ただ、朴大統領は当時、国内の保守派が懸念していたように、北京にまで出かけ、中露の両首脳と“歴史的”な場面に同席した。その事実は歴史に刻み込まれてしまったのだ。
尹炳世外相も当時、「米中双方が韓国に歩み寄っている」などと自信たっぷりに語っていた。当時、「自画自賛だ」(韓国メディア)と批判された尹外相だったが、「あの盛り上がり、喜びようはいったい何だったのか」(韓国紙記者)と今となっては、「奇妙な出来事」との振り返り方が多い。
一喜一憂
天安門の歴史的なイベントを韓国メディアは当時、「中朝関係の変化を象徴」(聯合ニュース)「朝鮮半島の南北に対する中国の比重が変化」(KBSテレビ)などと、中国の「変化」としてこぞって肯定的に強調した。
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