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【ソウルから 倭人の眼】噂を扇動・蒸し返してバッシング そうかと思えば「日本に学べ」の大合唱…韓国人はなぜこれほど騒々しい?

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【ソウルから 倭人の眼】
噂を扇動・蒸し返してバッシング そうかと思えば「日本に学べ」の大合唱…韓国人はなぜこれほど騒々しい?

15日、韓国南部・星州でTHAAD配備に反対する地元住民らが投げつける生卵やペットボトルを防ぐため黄教安首相を取り囲む警護要員ら(ロイター) 15日、韓国南部・星州でTHAAD配備に反対する地元住民らが投げつける生卵やペットボトルを防ぐため黄教安首相を取り囲む警護要員ら(ロイター)

 尹外相のズボン騒動はともかく、国と国が決めたことは守って、粛々と履行しなければ困る。THAAD配備の無効化を訴える勢力は、明らかに決定を蒸し返そうと騒いでいた。現在開かれている韓国国会でも、THAAD配備は格好な政争の具にされている。

 国会の質疑で野党の有力議員が、こんなことを言って黄教安首相をしつこく攻撃していた。

 「THAADの韓国への配備を日本はどう見ていますか。日本は歓迎しているのではないですか?」「日本の国益にTHAAD配備が決定的に寄与します。韓国の国益は何ですか?」

 このように日本まで持ち出して、ネチネチと敵を攻撃する。「日本の利益になること」を悪いことのように指摘するのは、韓国では相手を追い詰めるための手軽な材料なのだ。日本そのものを非難するような発言ではなかったが、相変わらずの光景だった。

コロコロ変わる方針。180度転換も

 THAAD配備をめぐって、韓国、特にメディアが騒がしいのは中国の動向だ。

 朴槿恵大統領は昨年9月に北京で行われた「抗日戦勝70年」の記念式典に出席し、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領と並んで天安門の楼上から軍事パレードを観閲した。当時、韓国国内でも是非が論議された、いろいろな意味で今も記憶に新しい“歴史的な場面”だった。

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