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【社会】被災地の子に異文化体験を 関東の外国人が「留学」招待
東日本大震災で被災したひとり親家庭の子どもを夏休み中、関東地方の外国人が自分の家庭に招待する国内ホームステイプログラムが三十一日から始まる。親が仕事で家にいない子どもの孤独感を取り除き、親にも安心して働いてもらうのが目的だ。 企画したのは、岩手県陸前高田市のNPO法人マザーリンク・ジャパン。ひとり親家庭の小学四年〜高校三年の子どもが対象で、面接を終えた外国人家庭約十組の家に、それぞれ滞在する。外国人の出身は米国やカナダなどさまざまで、その国の文化や英会話を学べる。期間は三十一日から最大二週間、参加費は無料。 寝占(ねじめ)理絵代表は「協力してひとり親家庭を支えたい」と話す。 ジンバブエ出身の鈴木エリザベスさん(48)は茨城県美浦村で夫と娘四人と暮らす。「文化が違っても、幸せに生活できることなどを知ってほしい。外国の料理を一緒に作って楽しみたい」と心待ちにしている。 参加者を募集しており、問い合わせはマザーリンク・ジャパン=電070(2625)8130。 PR情報
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